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06月10日-03号

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  1. みやこ町議会 2021-06-10
    06月10日-03号


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    最終取得日: 2022-11-29
    令和 3年 第3回定例会( 6月)───────────────────────────────────────────令和3年 第3回(定例)み や こ 町 議 会 会 議 録(第9日)                             令和3年6月10日(木曜日)───────────────────────────────────────────議事日程(第3号)                         令和3年6月10日 午前10時00分開議 日程第1 追加議案の上程、提案理由の説明、質疑      議案第34号 みやこ町特別職の職員の給与及び旅費に関する条例の特例に関する条例の制定について 日程第2 追加議案委員会付託 日程第3 一般質問──────────────────────────────本日の会議に付した事件 日程第1 追加議案の上程、提案理由の説明、質疑      議案第34号 みやこ町特別職の職員の給与及び旅費に関する条例の特例に関する条例の制定について 日程第2 追加議案委員会付託 日程第3 一般質問──────────────────────────────出席議員(12名)1番 内田 直志君       3番 柿野 正喜君4番 中山 茂樹君       5番 小田 勝彦君6番 中尾 昌廣君       7番 浦山 公明君8番 大束 英壽君       9番 柿野 義直君11番 原田 和美君       12番 熊谷みえ子君13番 飯本 秀夫君       14番 田中 勝馬君──────────────────────────────欠席議員(1名)2番 肥喜里雄二君                ──────────────────────────────欠  員(1名)──────────────────────────────事務局出席職員職氏名事務局長 前田 正光君     書記   徳永  篤君──────────────────────────────説明のため出席した者の職氏名町長 …………………… 井上 幸春君   総務課長 ……………… 山見 紀幸君財政課長 ……………… 進  光晴君   会計課長 ……………… 砂田  功君行政経営課長 ………… 古谷 泰隆君   観光まちづくり課長 … 川本 英紀君税務課長 ……………… 重岡 正和君                     総合行政委員会事務局長 …………………………………………………… 本吉 敏之君教育長 ………………… 桝口 広二君   学校教育課長 ………… 川寄光一郎君生涯学習課長 ………… 中村 銀次君   住民課長 ……………… 奥村 芳孝君農業委員会事務局長 … 石谷  守君   農林業振興課長 ……… 長尾 勝芳君保険福祉課長 ………… 田中 靖一君                     子育て・健康支援課長 ……………………………………………………… 進   勲君都市整備課長 ………… 原田 陽二君   建築課長 ……………… 白川 義徳君上下水道課長 ………… 進  貞敏君                     ────────────────────────────── ◎事務局長(前田正光君) 開会前に事務局より事務連絡をさせていただきます。 まず報告でございます。 本日、2番、肥喜里議員より欠席の届けがあっております。 次に、配付資料の確認をさせていただきます。 本日お手元に議事日程第3号、追加議案の第34号、一般質問の質問要旨、必要とされる方については一般質問簡易答弁書をお配りをしております。御確認をお願いいたします。 10時開会でございますので、もうしばらくお待ちください。午前10時00分開議 ○議長(田中勝馬君) おはようございます。ただいまの出席議員は12名です。したがいまして、定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。 本日の議事日程は、お手元に配付のとおりであります。 日程に従い、議事を進めます。 初めに、本日の議事日程及び議案の審議方法について、議会運営委員会において協議をしていただいておりますので、その結果について報告を求めます。浦山公明議会運営委員長。 ◎議会運営委員長(浦山公明君) おはようございます。委員長の浦山公明です。 本日提出された追加議案の取扱い並びに本日の議事運営につきまして、午前9時より議会運営委員会を開催し協議を行いましたので、その結果を御報告いたします。 追加提案された議案は、みやこ町特別職の職員の給与及び旅費に関する条例の特例に関する条例の制定について、1件です。執行部より、町長、総務課長財政課長の出席を求め、提出案件の説明を受け、本日の議事日程及び審議方法を協議いたしました。この後、日程第1は追加議案の上程、提案理由の説明、質疑です。議案第34号を議題とし、町長から提案理由の説明を受け、引き続き議案の質疑を行います。 日程第2は、追加議案の付託です。議会運営委員会の申合せにより、常任委員会への付託は省略し、11日最終日に討論、採決を行います。 日程第3は、一般質問です。 以上、本日の議事運営について、議会運営委員会において協議をいたしましたので、議員各位の御賛同と御協力を賜りますようお願い申し上げ、報告といたします。 ○議長(田中勝馬君) 議会運営委員長の報告が終わりました。 お諮りいたします。本日の日程について、ただいまの議会運営委員長の報告のとおり決することに御異議ございませんか。〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田中勝馬君) 異議なしと認めます。本日の議事日程は、お手元に配付のとおりであります。 議事日程に従いまして、議事を進めます。────────────・────・──────────── △日程第1.追加議案の上程、提案理由の説明、質疑 ○議長(田中勝馬君) 日程第1、追加議案の上程、提案理由の説明、質疑。 議案第34号みやこ町特別職の職員の給与及び旅費に関する条例の特例に関する条例の制定についてを議題とし、提出者に提案理由の説明を求めます。井上町長。 ◎町長(井上幸春君) おはようございます。 今回追加提案しました議案は、議案第34号みやこ町特別職の職員の給与及び旅費に関する条例の特例に関する条例の制定についての1件であります。 それでは、提案理由の概要について御説明いたします。 令和元年度みやこ職員採用試験に際し、副町長が地方公務員法第18条の3の規定に違反したことに関し、町責任者としての道義的責任を明らかにするために、町長の給料の一部を減額するための特例措置を定める必要があることから、この条例案を提出するものであります。 以上、提案理由を御説明いたしました。御審議のほど、よろしくお願いいたします。 ○議長(田中勝馬君) 町長の説明が終わりました。 所管課長より補足説明があれば、これを許可します。山見総務課長。 ◎総務課長(山見紀幸君) ただいまの議案第34号みやこ町特別職の職員の給与及び旅費に関する条例の特例に関する条例の制定について、補足説明をさせていただきます。 今回、提案しております条例の内容といたしましては、みやこ町特別職の職員の給与及び旅費に関する条例で定められている町長の給料を令和3年7月1日から8月31日までの2か月間、5割減額するものでございます。 具体的に申し上げますと、現在、町長の給料月額は78万6,000円と定められておりますが、令和3年7月及び8月の2か月間に限り、給料月額を5割減額し、39万3,000円とするものでございます。 以上でございます。 ○議長(田中勝馬君) 以上で、町長提出案件提案理由の説明を終わります。 引き続き、提案に対する質疑を行います。 議案第34号みやこ町特別職の職員の給与及び旅費に関する条例の特例に関する条例の制定について、質疑のある方はございませんか。柿野義直議員。 ◆議員(柿野義直君) 9番、柿野義直です。今回の職員採用事件に関して、直接的に試験等の取扱いをした総務課長、副町長、それから教育長、ここのあたりの責任というのはどういうふうに感じておられるんでしょうか。 それと、これに対する懲罰というのは起きないでしょうか。 ○議長(田中勝馬君) どなたかお答えできますか。井上町長。 ◎町長(井上幸春君) 議員のおっしゃる、確かに今回の最終面談というものは、副町長、そして教育長、総務課長、3名ということでありました。しかしながら、議員のおっしゃることも理解はできますけども、責任者として私のほうがそういう形で提案をさせていただきました。ということでございますので、懲罰とかそういうところは正直申し上げて考えてはいなかったんですが、私自身がやっぱり責任者ということで道義的責任を取らせていただいたということでございます。 ○議長(田中勝馬君) ほかに。柿野義直議員。 ◆議員(柿野義直君) 私は、今回の採用に関して、今回というか、この事件の採用に関しては、町長がこの採用に関してどこまでこの権限が行使されたのかということをちょっと聞きたいところなんですよ。3人に任せてしまって、3人で採用したという部分のことになれば、町長の権限というのはどこで行使するんだろうかなと、採用に関してですよ。そういうふうにちょっと危惧いたします。したがって、今回行われた事件に関して、起きた事件に関して、この3人に対してどういう責任を3人が取られるかということをやっぱり町民も関心を持っておられると思います。したがって、ぜひ懲罰委員会なり等々のしっかりした審議の下で判断をしていただいて、その上で町としての結論をやっぱり出すべきだと私は思います。そのことについて町はどういうふうにお考えになっているかをお聞きします。 ○議長(田中勝馬君) 井上町長。 ◎町長(井上幸春君) 確かに柿野議員の言われることには一理あると思います。まだ裁判等の経緯が進んでいなかったので、本来であれば9月ということも考えておったんですが、私の責任は早めにということでさせていただきました。御意見を賜ったので、その辺のことについても今後協議をしてまいりたいというふうに思っており、またそのことも報告をさせていただきたいと思っております。 ○議長(田中勝馬君) ほかはございませんか。柿野正喜議員
    ◆議員(柿野正喜君) 視点が少し違うんですが、今回の事件で受験者サイド側が秘密を知り得たと、受験する際に試験内容を知っていたということで受験をされているんだと思います。それで町長はペーパーから人物重視ということで切り替えました。その人物重視を、この知り得ながら試験の内容を知り得ながら受験したその態度に対する人物評価、それは町長、どういういうふうにお考えでしょうか。 ○議長(田中勝馬君) 井上町長。 ◎町長(井上幸春君) このことはほかのところにも説明したかと思いますが、みやこ町の採用試験を行うときに非常に受験者が少ないということがありました。その中で採用をしていくという形がありまして、これから新しい時代も来るし、そしてみやこ町の交流人口、いろいろな形で若い人たちのそういったアイデア等も活用していきたいということで、総務の係長からそういう新しい方法でやったらいかがですかという提案がありました。そこで、1次試験は役場の職員、そして女性の方も入って一緒に面接をして、その中でこういう人が入ってきたらいいねとそういう人を面接をして1次試験の採用を決めたと。そして2次試験においては筆記試験、そしてまた小論文的なものもありました。それは全て外部で試験の点数を出していただいております。また、小論文に関しても大学の先生がそれを読んで採点していただいたということでございます。そして最終に残った方々を面接をしたということでございます。どういう形でそのことを伝えたのかちょっと私にも分かりませんけども、いずれにしても本当にそういうことがあってはならないことだというふうには思っておりますし、今後の面接の在り方も町としては外部の方に入っていただいて新たな方法でやっていこうかなとそういうふうに思っております。 私は10年間、採用試験に携わってきまして、本当に一人の人を採用するというのはその人の人生を左右することだし、本当に面接のとき、それから作文を読ませていただきましたけど、何回も読んで、自分で、そして精査をしてやってきたという経緯があります。今回はそういう意味で新たな形でさせていただいたということでございますので、その辺がどうなったのかはちょっと正直言って分かりません。その結果を踏まえて採用通知に私が判こを押したという状況であります。 以上です。 ○議長(田中勝馬君) 柿野正喜議員。 ◆議員(柿野正喜君) ちょっと答えのほうがずれているような気がするんです。そういうことじゃなくて、受験内容を知りながら受験をした、そういう態度に対する人物をどのように評価しますかというそのことです。 ○議長(田中勝馬君) 井上町長。 ◎町長(井上幸春君) そのことに関してもいろいろ今思うところはあるんですが、端的に言うならば実に遺憾なことだと私はそういうふうに思っております。 ○議長(田中勝馬君) ほかはございませんか。〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田中勝馬君) ないようでありましたら、これで質疑は終わります。 以上で、付議されました案件に対する質疑を終了いたします。────────────・────・──────────── △日程第2.追加議案委員会付託 ○議長(田中勝馬君) 日程第2、追加議案委員会付託。 お諮りします。議案第34号については、議会運営委員会の申合せにより、常任委員会への付託については省略したいと思いますが、これに御異議ございませんか。〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田中勝馬君) 異議なしと認めます。したがいまして、議案第34号は常任委員会への議案付託は省略することに決定いたしました。────────────・────・──────────── △日程第3.一般質問 ○議長(田中勝馬君) 日程第3、一般質問を行います。 では、通告順により質問を許可します。 なお、本日の一般質問の持ち時間は、議会運営委員会の申合せにより30分となっております。 通告順位1番、議席番号9番、柿野義直議員。 ◆議員(柿野義直君) おはようございます。9番議員の柿野義直でございます。私は、この6月議会に2つの質問を行います。 1つ目は、コロナのワクチン接種の問題です。 高齢者の接種が進んでおりますが、予約が取れない、電話が通じない、インターネットを使えないとのお叱りの声を頂いています。このことは町にも届いておると思います。郵便で希望を聞くなど幾らかの改善は見られますが、町長がいつも口にする「日本一元気なまちづくりを目指す」というこのスローガンを、こんなときに発揮してほしいと思います。そこで、町民の声がどんなものか、改善策、今後の見通しなどをお聞きします。 2つ目は、みやこ町の職員採用試験汚職問題でございます。 この事件では、関係者5人の名前が挙がっております。町関係者としては三隅副町長が3次試験の質問内容を漏らしたとして略式起訴をされております。毎日新聞によると小倉簡易裁判所は5月31日付で罰金50万円の略式命令を出し、三隅元副町長は即日納付したとあります。町として何らかの処分をすべきだが、町長はどういうお考えでしょうか。 今回も質問内容は半分の30分に短縮されております。簡潔なる答弁をお願いして、壇上からの質問といたします。 ○議長(田中勝馬君) 井上町長。 ◎町長(井上幸春君) 柿野義直議員の質問にお答えをいたします。 新型コロナウイルスワクチン接種に関する町の対応について、お答えをいたします。 本町では、5月17日の週から行う高齢者の一般接種の予約受付を5月6日より、コールセンター及びインターネットにより開始し、その折、町民の皆様からは様々な声を頂いたところです。 特に多かった内容といたしましては、コールセンター及びインターネットでの予約ができないとのことでした。 本町といたしましても、この予約ができないことを解消するため、町において、日時、場所を指定させていただく郵便予約での受付を行ったところです。 また、今後につきましては、まだ予約を行っていない方を対象に、接種の勧奨を行っていきたいと考えております。 次に、副町長の辞職願の受理は適正かについての質問にお答えをいたします。 特別職の懲戒制度については、地方公務員法が適用されないため、一般職と同様の懲戒処分の規定には適用されません。特別職については、別に規定する法律が定められていないので、長の補助機関である副町長の懲戒等に関しては政令、すなわち地方自治法施行規程によることとなります。具体的な懲戒処分の手続については、免職、過怠金の処分について、職員懲戒審査委員会の議決を経る必要がありますが、みやこ町においては、現在、この地方自治法施行規程に基づく懲戒審査委員会を設置しておりません。 また、懲戒に付されるべき事件が刑事裁判所に係属している間は、同一事件に対して懲戒のために委員会を開くことができないとされています。また、懲戒に関する委員会の議決前に、懲戒に付すべき者に対し、刑事訴追が始まったときは、事件の判決の終わるまでその開会を停止すると規定されております。 したがいまして、副町長に対する懲戒処分を行う場合、刑事裁判の結果を待って懲戒審査委員会で審査する必要があります。 今回の辞職につきましては、町政に混乱を招いた上に、町の信用を失墜させたことに対する責任を感じた本人の辞職の意思が強かったことから、辞職を承認いたしました。副町長の職にとどまった場合、給与の支払い義務が生じることや、長期にわたって町政が混乱する可能性がありましたので、総合的に判断し、司法の処分に委ねる形で辞職を承認いたしました。 ○議長(田中勝馬君) 柿野義直議員。 ◆議員(柿野義直君) 2回目の質問を行います。 全国の高齢者は3,600万人おりますが、今の接種率は、1回目を接種した方は25%弱ですかね。2回目が3%弱と言われております。政府は7月末までに高齢者を終えるというふうに言っております。現在、町の接種率はどれぐらいでしょうか。 ○議長(田中勝馬君) 進課長。 ◎子育て・健康支援課長(進勲君) ただいまの御質問にお答えいたします。 本町では接種券発送者数が7,991人ということで、1回目の接種が6月5日時点で1,878人の方に接種をしていただいております。接種率としては23.5%という形になっているところです。 以上です。 ○議長(田中勝馬君) 9番、柿野義直議員。 ◆議員(柿野義直君) 2回目はどれぐらいですか。 ○議長(田中勝馬君) 進子育て健康支援課長。 ◎子育て・健康支援課長(進勲君) すみません。2回目につきましては、今ようやく始まったところでありまして、まだそこの集計はちょっとまだできていないところです。 ○議長(田中勝馬君) 柿野義直議員。 ◆議員(柿野義直君) 7月末までに政府は高齢者は完了するというふうに言っております。町としては大体、どういうふうなスケジュールになっておりますか。 ○議長(田中勝馬君) 進子育て健康支援課長。 ◎子育て・健康支援課長(進勲君) みやこ町においても、当初、8月の1週目までに接種を完了する接種計画を議員の皆様にも公開させていただいたところでありますが、今回、国のほうから7月末までに接種を終わらせろということでありまして、本町といたしましても、医師会等の御協力を頂き、接種計画に基づいた接種率につきまして7月末までに完了するという形を今行っております。 ○議長(田中勝馬君) 柿野義直議員。 ◆議員(柿野義直君) それでは、町民の声ですよね、なかなか予約が取れない。その声をどのようにつかんでおられるのか、概略でいいです。大まかにつかんでどういう声が上がっているかということをお聞きしたいと思います。 ○議長(田中勝馬君) 進子育て健康支援課長。 ◎子育て・健康支援課長(進勲君) まず、コールセンター電話予約、それからコールセンター等でのインターネット予約、この件につきまして、一番お話を頂いたところです。そのほかには交通手段、それから接種に当たって今回、犀川地区1か所で行っておりますので、それがどうかならなかったのかというような声を頂きました。 以上です。 ○議長(田中勝馬君) 9番、柿野義直議員。 ◆議員(柿野義直君) それぞれの課題があって、これを解決する方法を一つ一つ検討してこられたと思いますが、その改善策について具体的にどのようにされているかということについてお聞きいたします。 ○議長(田中勝馬君) 進子育て健康支援課長。 ◎子育て・健康支援課長(進勲君) 本町といたしましても、国の状況が瞬時にまた変わってくるというような状況がありまして、その対応に大変苦慮をしております。現段階といたしましては、まずその接種を行いたい方について接種をまずしていただきたいという旨の中で接種のほうに力を入れているところです。そういった中でコールセンターインターネット予約というのがなかなか取りづらいということでありましたので、そこの部分のまず改善をするために郵便予約という形でさせていただきました。 ○議長(田中勝馬君) 柿野義直議員。 ◆議員(柿野義直君) 接種が大変やったなというふうには私も思いますが、担当課としては残業も相当厳しい状況があるというふうに聞いております。だから町全体としてこの問題を取り組んでいかないと、担当課だけに任せておくような状態ではいけないと思います。しかも一つ一つの課題がやっぱり町民から寄せられておりますよね。コールセンターが有料なところと有料でないところがあるというふうに聞いておりますし、これをなぜそれなら有料のコールセンターにしたのかというような問題もあります。それから200回もかけて通じなかったという方もいらっしゃるみたいで、大変なお叱りを頂きました。交通についても、ふれあいタクシーを利用すればいいというけど、なかなかそれも利用できないような状況もあるようです。そういうふうな一つ一つの課題をこれからやっぱり解決していって、7月末までにはほぼ全員の方が接種を終了するようにしていただきたいと思います。 ところでその予約の改善点、予約方法の改善点を大つかみにでいいですから、教えていただきたいと思います。 ○議長(田中勝馬君) 進子育て健康支援課長。 ◎子育て・健康支援課長(進勲君) 現在、先ほどちょっとお話をさせていただきました郵便予約につきまして、通数にいたしまして3,146件の郵便予約を頂いたところです。この部分につきましては、本町のほうで場所、それから日時等を指定させていただいて接種に来ていただくということで御案内をさせていただいておりましたが、3,146件の郵便予約の申入れがありました。昨日、全ての郵便予約の分の発送をさせていただいたところです。 以上です。 ○議長(田中勝馬君) 柿野義直議員。 ◆議員(柿野義直君) そうしますと、今郵便発送をしたということですから、これはもう7月の末までに間に合うのだろうかなというような感じがしますよね。今、行政無線で100人とか180人とかという数値しか、新しい第1回目の接種をされる方の数が言っておられませんよね。だから7月の末までに完了するのかなというのはちょっと心配になってきました。私自身はね。以前は700人とか550人とか300人とかという数を第1回目の接種者として放送されておりましたが、最近では100とか180とかという数字ですよね。2回目が始まったのでその分だけ少なくなっているのは当然分かりますが、そうすると7月末までにどうなのかなということを心配します。本当に大丈夫なんでしょうか。 ○議長(田中勝馬君) 進子育て健康支援課長。 ◎子育て・健康支援課長(進勲君) 現在、その3,146件も踏まえたところで本町でのワクチン接種の受付状況といたしましては、70%を超える数値で現在受付を完了しているところです。 以上です。 ○議長(田中勝馬君) 柿野義直議員。 ◆議員(柿野義直君) 7月末までに計画的にいきますかということです。その思いだけでいいですから、いくかいかないかはちょっと分からんと思いますが、大体具体的に国からどのぐらいのワクチンが届いて、7月の末までに大体どれぐらい行きそうなんですか。 ○議長(田中勝馬君) 進子育て健康支援課長。 ◎子育て・健康支援課長(進勲君) 現在受付をさせていただいている方につきましては、2回目の接種を含めて7月末までで完了いたします。 ○議長(田中勝馬君) 柿野義直議員。 ◆議員(柿野義直君) そうすると、政府が高齢者全員の方に行き渡るというふうに言っておりました、7月の末までにですね。そうするとみやこ町では70%の人にしか接種ができないというふうに判断してよろしいんですか。受付が70%でしょう、今。 ○議長(田中勝馬君) 進子育て健康支援課長。 ◎子育て・健康支援課長(進勲君) この今70%という数字は、高齢者施設等はちょっと別になっておりますので、あくまで本町で現在受付をした方だけの人数、受付率という形になっています。このワクチン接種につきましては、強制といいますか、絶対受けなさいという形ではありません。要はワクチン接種を御希望される方が受けてくださいという形になっておりますので、100%というのは中にはやっぱりないのかなというふうには思っております。 ○議長(田中勝馬君) 柿野義直議員。 ◆議員(柿野義直君) 高齢者ですから接種希望者は多いと思います。70%ぐらいではないと思いますね。現に町の受付が70%ですから、高齢者施設等々は、強制的にはできないでしょうけども、ほとんど100%ぐらいの数字で受けられるんじゃないかなと思っておりますが、そうしますと大体終了までに何十%の方が、高齢者の何十%の方が接種できそうですか。 ○議長(田中勝馬君) 進子育て健康支援課長。 ◎子育て・健康支援課長(進勲君) 高齢者施設につきましては、現在、各施設のほうに接種時期、これは施設のほうでちょっとやらないといけないものですので、そこの医師の確保とか、その日程等の調整を今させていただいております。もし今計画値でいきますと、高齢者施設につきましては、600人という形で見込んでおりますので、ちょっとそこら辺の正確な数字等はこれからだと思いますが、そういった方々を入れると80%を超えていくのかなというふうに理解しております。 以上です。 ○議長(田中勝馬君) 柿野義直議員。 ◆議員(柿野義直君) 社会的免疫を取得するのには接種率70%以上というふうに言われていますよね。だからできるだけ早い時期に70%以上を超えていく必要があるというふうに私は思っております。そのことをいろんな手練手管を使いながら、仕事は忙しいでしょう。残業も本当に過労死を伴うぐらいの重労働だというふうに聞いておりますので、ぜひそのことも配慮しながら、全庁を挙げて取り組んでいただきたいと思います。 そこで、今取り残されている方々ですよね。要するに弱い立場に立たされている、家庭で高齢者独り暮らし等々の状況というのは、どこが把握されているんでしょうか。 ○議長(田中勝馬君) 進子育て健康支援課長。 ◎子育て・健康支援課長(進勲君) 確かにそういった方々を本課においても大変危惧はしております。昨日、予算決算常任委員会でも御意見を頂きまして、現在、包括支援センター、介護の携わっている方とか、また障がい者の方の相談支援事業所等にそういった方々がいないかということで、今フォローをさせていただくようなことをちょっと取組をさせていただきたいと思っております。 ○議長(田中勝馬君) 柿野義直議員。 ◆議員(柿野義直君) ぜひ包括支援センターと相談しながら、どうしてもそういう方々が予約を取れない状況が私はあるんではないかというふうに考えておりますので、ぜひ包括支援センターの方々の応援を頂いて、そういう接種率の向上に努めていただきたいと思います。ぜひよろしくお願いいたします。 次に、職員採用汚職問題について質問をいたします。 私は、町民の感覚からいえば、副町長に関しては懲戒解雇に相当するんではないかなというふうに思っております。町民の感覚からいえばですよ。私もそう思いますけれども。町としてどんな処分になるんでしょうか。町としては処分せんのですか。第一、要するに裁判中だということですけれども、これは簡易裁判所では命令が出て、元副町長はもう即刻支払いをしておるわけですよ。判決が出たというふうに考えてよろしいんでしょう。 ○議長(田中勝馬君) 柿野義直議員。 ◆議員(柿野義直君) これ毎日新聞ですけど、これによりますと、毎日新聞によると小倉の簡易裁判所は5月31日に罰金50万円の略式命令を出し、三隅元副町長は即日納付したとそういう記載ですよ。裁判がもう確定したわけでしょう。違いますかね。 ○議長(田中勝馬君) 井上町長。 ◎町長(井上幸春君) 先ほど私、壇上でもお答えしましたが、この懲戒制度についてどういう方法があるのかということは担当と相談をしまして、先ほど述べたような状況でありました。その中で今回のことにつきましては、本人から町に対する信用等を失墜させたということで辞職をさせていただきたいという願いがあったので、直ちにそのことを私は許可をしたという状況であります。 ○議長(田中勝馬君) 柿野義直議員。 ◆議員(柿野義直君) いや、私が言っているのは、町民の感覚としては懲戒解雇にするべきだという考え方があるんではないかと。それに対して町はどういうふうなお考えかということですよ。だから懲戒するには判決を待たないといけないといっても判決まで待てばいいわけですよね。そして条例がないという、処分する条例がないといえば条例をつくればいいわけですよ。その間の経費について町が負担せんといかんちゅうたらそれは負担するべきですよ。したらいいと思うんです。しかし町としてしっかりした処分をしたというそうしたことを町民に知らせんといかんですよ。そうするべきだったと思うんですよ。お考えはどうですか。 ○議長(田中勝馬君) 井上町長。 ◎町長(井上幸春君) こういうことを想定していなかったので、議員がおっしゃるような条例はありませんでした。これからそういったところの条例の整備もしながらしていかなきゃいけないかなとそういうふうには思っております。 ○議長(田中勝馬君) 柿野義直議員。 ◆議員(柿野義直君) ところで退職金は支払われるんですかね。 ○議長(田中勝馬君) 山見総務課長。 ◎総務課長(山見紀幸君) この退職金については、現在、うちの町の退職金については、福岡県の退職金手当組合のほうから支給されるという状況になっております。これについては現在、まだ保留という形になっておるところでございます。 以上です。 ○議長(田中勝馬君) 柿野義直議員。 ◆議員(柿野義直君) 支払われる要件はどういう要件ですか。 ○議長(田中勝馬君) 山見総務課長。 ◎総務課長(山見紀幸君) 今後、市町村退職手当組合のほうとまた協議をしなければならないわけでございますが、いろいろと要件はございます。例えば刑事事件に関して起訴をされた場合において判決の確定前に退職をしたときとかいうのは差止めでございますし、またその分についてきちんとした判決なりが出た段階でその協議が整うという形になるとは思うんですけれども、また、まだこれについては今協議中だということでございます。 ○議長(田中勝馬君) 柿野義直議員。 ◆議員(柿野義直君) いや、判決は出ているんじゃないですかって言っているわけですよ。それ確認されていないんでしょう。されていないですよね。私の、新聞報道ではもう判決は確定しているんじゃないかと思っているんですが、そうではないというふうに思っているんですか。 ○議長(田中勝馬君) 山見総務課長。 ◎総務課長(山見紀幸君) 判決が確定していないわけではなくして、判決は確定はしているというふうに理解しております。ただ、この件について今現在、退職手当組合のほうとこの今保留になっている分については協議中だということでございます。 ○議長(田中勝馬君) 柿野義直議員。 ◆議員(柿野義直君) 払われる公算は強いんですか。強くないんですか。 ○議長(田中勝馬君) 山見総務課長。 ◎総務課長(山見紀幸君) これは向こうのほうの協議結果となると思うんですけれども、基本的には禁固刑以上というところが大体目安になるんではないか、そこが払われるか、払われないかというところだと思っております。そこの確定があればつまりいわゆる禁固刑以上は払われないというところは確認はさせていただいているところでございます。 以上です。 ○議長(田中勝馬君) 柿野義直議員。 ◆議員(柿野義直君) そうすると払われるということですか。 ○議長(田中勝馬君) 山見総務課長。 ◎総務課長(山見紀幸君) 払われる可能性はございます。 ○議長(田中勝馬君) 柿野義直議員。 ◆議員(柿野義直君) そうしますと何らの罰則も受けなくて、ただ依願退職的に罪を認めたけれども何らの処罰も受けなかったということになりますよね。そう思いませんか。町民は納得しませんよ。町の職員ですから、町の職員を採用するに当たっての試験での不正ですから、やはり公明正大であってほしいというふうに町民の皆さんは思っています。そのことを裏切ったわけですから、これに対してしっかりした懲罰を出さなければ、町として懲罰を出さなければ町はぐじゅぐじゅやないかというふうに言われますよ。そこで私は、なぜ今回、第1次面接に集団面接を行ったかという問題ですよ。今まで町長を含めて、町の三役と言っていいのかどうか分かりませんけども、三役がしっかり人選について協議をして選んでいたというふうに思います。1次試験も共通の公務員試験を通って第1次試験にはきちんとした客観的なデータを基にして採用されていたというふうに考えていたんですが、今回この事件に関していうならば第1回目からそのルールを違えているというか、違う方法でやられたということですね。そのことについても疑問を持っております。しかも町長がこの人事に関して試験等に関してほとんど関わっていなくて最終的に印鑑を打ちましたよというような形になっておりますが、そんなことで町の人事の最高責任者として通用しますか。町民は納得しないですよ。お答え願います。 ○議長(田中勝馬君) 井上町長。 ◎町長(井上幸春君) 今3点ほどありましたので、1点につきましては、そういった条例がやはり法にのっとってやっておりますので、そういったところの法の不備がありましたので、そこは精査しながら新たな条例も考えていかなきゃいけないとそういうふうに思っております。 それから試験方法を変えたというのは、先ほども申し上げましたけども、本当に受験者の数が少なかったと。その中で新しい方法でいこうということでありました。私の主観というよりも私好みの考えの職員ばかり採用するという方向になってもいけないので、私は公平無私な感じでやってきたつもりです。その中において新たな方法で多くの方に来ていただこうということでありましたので、新しい方法を採用したと。そして私も採用試験にタッチしなかったということなんですが、よその行政のトップに聞いても町長はやっぱり入っていないというところはかなりあります。そういうことでありますので、私はそういう意見も聞きながら今回の新しい方法で臨んだということでございます。 ○議長(田中勝馬君) 時間になりましたが。 ◆議員(柿野義直君) もう1点だけ。 ○議長(田中勝馬君) 柿野義直議員。 ◆議員(柿野義直君) そうしますと、先ほど同僚の議員から議案についての質疑の中でありましたように、私は今回採用された職員に関してやっぱりしっかりした、もう一遍見直す必要があるのかなというふうに思っております。懲罰委員会という委員会かどうかは分かりませんが、その採用を一遍見直す必要があるんやないかなというふうに思っています。採用試験のですね。要するに試験そのものの内容を知っていて試験を受けたわけですから、それはしかるべきペナルティーがあるんやないかというふうに私は思います。したがって、そのペナルティーを考慮して採用されたということをどういうふうに判断されるのかを客観的な外部でもいいですし、内部でもいいですから、委員会をつくって検討されたらいいというふうに提案をしておきます。 以上です。終わり。 ○議長(田中勝馬君) 柿野義直議員一般質問を終わります。………………………………………………………………………………
    ○議長(田中勝馬君) 質問を続けます。通告順位2番、議席番号4番、中山茂樹議員。 ◆議員(中山茂樹君) 議席番号4番の中山茂樹でございます。ただいまより一般質問を行います。 昨年のちょうど今ぐらいですけど、オリンピックが開催される予定のところが1年間の延期ということで、もうその延期の期限もあと数十日で延期が期限がもう近づいておる状況でございます。この延期が決まって1年間の間にオリンピック・パラリンピックの開催が無事できるかといろいろ私なりにも思っていたところですが、感染者数の減少が思ったようには減っていないようにあります。そういう厳しい状況の中で今回また緊急事態宣言が発せられ、医療関係者の皆さん、特にドクターをはじめ、看護師さん、いろんな関係の方には大変御苦労さまでございます。そういった厳しい中ではございますが、本日の質問は主にコロナウイルスワクチンの接種状況と今梅雨に入っておりますので、災害対策についてお尋ねをいたしたいと思っております。前の議員と同じようでダブるかもしれませんが、質問をいたします。 接種の予約状況と実際接種された内容ですね。みやこ町の65歳以上の新型コロナワクチン接種対象となる人員と最新の予約者数と1回目の接種済みの人の数をお尋ねします。国は7月末までに完了するように指導がしておりますが、みやこ町としての対応は可能かとお尋ねいたします。 続きまして、ワクチン接種予定者が当日、何らかの都合でキャンセルした場合の対応策は考えているかをお尋ねします。 続きまして、災害対応でございます。 気象庁によれば今年の梅雨は長梅雨が予想されるようだが、コロナ禍での防災対策は十分されているかをお尋ねします。というのが、集団接種会場と避難場所がダブるところがあるのでないかと思っておりますので、その避難場所の確保が十分であるかをお尋ねします。 この場での質問は以上でございます。 ○議長(田中勝馬君) 井上町長。 ◎町長(井上幸春君) 中山茂樹議員の質問にお答えをいたします。 最初に、みやこ町の新型コロナウイルスワクチン接種に関する状況についてです。 みやこ町では、令和3年度中に65歳以上となられる高齢者を対象に、5月17日の週から一般接種を開始したところです。 本町では、4月22日に接種券を発送した高齢者7,991人が接種対象者となり、この中で6月5日現在、コールセンター及びインターネットにより2,772人の予約受付を行い、郵便予約について3,146人の申込みを受けたところです。 その後、5月17日の週より順次、1回目の接種を行っているところですが、6月5日現在、1,878人に接種が完了しています。 今後、国から7月末までに完了するように指導があっており、本町におきましても7月末までに接種計画における高齢者の接種率70%を達成する見込みです。 次に、ワクチン接種のキャンセルが出た場合についての質問にお答えをいたします。 みやこ町では、ワクチン接種に伴い急遽キャンセルが出た場合の対応として、65歳以上の高齢者の中から、町職員、健康づくり推進員、健康づくり協力員、ホームページにおいて公募を行った方々に御協力を頂いているところです。 また、集団接種会場に従事する職員についても、本来、医療従事者として優先接種を行うべきですが、キャンセルが出た場合の対応を行うため、待機をしていただいているところです。 今後、65歳以上の方々の予約が進む中、現在、キャンセルが出た場合の対応として登録を頂いている65歳以上の方々に接種を行い、また、集団接種会場に従事する職員についても接種を行っていきます。 その上で、令和3年5月25日に福岡県より発出された福岡県余剰ワクチン有効活用指針に基づき、高齢者と業務上接触する機会の多い職員、危機管理・災害対策業務及び窓口業務に従事する職員をキャンセルが出た場合の対応として登録しています。 次に、災害対策についてお答えいたします。 令和3年5月20日に災害対策基本法の一部を改正する法律が施行され、町が発令する避難情報が大きく変わり、避難勧告と避難指示が一本化され、避難勧告が廃止されました。 これまでの避難勧告を発令する段階で避難指示を発令することから、従前より多くの方が早い段階で避難することが想定されています。 また、今年は例年より20日ほど早く、5月15日に九州北部の梅雨入りが宣言されたことから、梅雨の長期化が予想されます。加えて、その後も台風の発生時期が続くことから、これまで以上に災害に対する備えが重要となっており、関係機関とも連携をして必要な対策を講じたいと考えております。 さらに、避難所の開設、運営においては、新型コロナウイルス感染症予防に配慮した対応が必要です。 これについても、昨年の令和2年7月豪雨、9月の台風10号における避難所運営での経験を生かし、避難者の方々をはじめ避難所運営スタッフの手指消毒の徹底や段ボールベッド、間仕切りパーティション、避難用テント、非接触型体温計等などの物資を十分に配備するなどして感染拡大防止に万全を期した避難所運営を行ってまいりたいと考えております。 ○議長(田中勝馬君) 中山茂樹議員。 ◆議員(中山茂樹君) 答弁ありがとうございます。コロナウイルスの予約受付に関しては、前の議員も言われたように、大変電話、インターネット、これは高齢者にとっては複雑でやりにくいとそういう苦情がいっぱい出まして、町としてはがきで対応するようになったことは大変いいことだと私は思っております。その点、町の職員に関しましては、感謝を申し上げます。大変御苦労さまでした。はがきの申込者の数も尋ねようと思っていたんですが、大体今までで3,146人の郵便予約者があったということでございますが、今度、今日発送したということですので、近いうちに皆さんには行くと思うんですが、犀川でいえば中央集団接種センターに該当すると思いますが、そこでの接種者の数等は今までとあんまり変わらない数字でしょうか。個別の病院でも今受けておりますが、当初の申込みのときは500人程度で応募者を募っていたようにあるんですが、今後も接種する人員はあんまり変わらないでしょうか。その点をお尋ねします。 ○議長(田中勝馬君) 進子育て健康支援課長。 ◎子育て・健康支援課長(進勲君) 今、集団接種会場の犀川集団接種会場におきましては、7月末までにその接種を終わらせるということであり、医療関係者の方に御協力を頂きまして、今1週間当たり1回目の接種が480人程度で推移をしております。これは今週といいますか、2回目の接種も並行して入ってきておりますので、大体最大で1週間当たり960ぐらいの接種のような状況になっていこうかと思っております。 ○議長(田中勝馬君) 中山茂樹議員。 ◆議員(中山茂樹君) 一つ尋ねたいのは、高齢者施設の入所者が600人ということですが、この方につきましては何らかの郵便で連絡はしたとか、家族に連絡したとか、そういう受ける、受けないの確認はできておるんでしょうか。 ○議長(田中勝馬君) 進子育て健康支援課長。 ◎子育て・健康支援課長(進勲君) 高齢者施設の入所者の方に対する対応といたしましては、今週月曜日だったかと思いますが、高齢者施設の従業員といいますか、管理者等の方を集めまして、まず本町のワクチン接種の施設の方に対する対応を説明をさせていただきました。まず、その施設の中で御本人さん、御意向等も聞いていただかないといけない作業が発生はしますけれど、そういった要望があるところのまず御意向を聞いていただいた上でこちらのほうと協議をしながら接種をやっていくというような形を今取っているところです。 ○議長(田中勝馬君) 4番、中山茂樹議員。 ◆議員(中山茂樹君) 分かりました。もう一つ、この関係で尋ねたいのが、特に独居老人で要は施設にも入っていなくて自分一人で家におると、そういう方に対しての落ちがないような連絡とか、そういうのはできているんでしょうか。お尋ねいたします。 ○議長(田中勝馬君) 進子育て健康支援課長。 ◎子育て・健康支援課長(進勲君) その辺につきましてこちらのほうも大変危惧しておるところでありまして、そういったところの対応につきまして、先ほどちょっとお話をさせていただきました包括支援センター、もしくはケアプランの事業者の方等に御協力を頂きながらそういったところのフォローができないかなというふうに考えているところです。 ○議長(田中勝馬君) 4番、中山茂樹議員。 ◆議員(中山茂樹君) しっかりと、とにかく落ちのないように、町としての組織をフル活用しまして、地域包括支援センターの方が主に動いていただくようになるかとは思うんですが、この緊急事態に際しまして、もう担当部署関係なく、全職員一丸となってこの事態に対応するように強く希望しまして、この件については終わります。 続きまして、災害の関係でございますが、毎年災害はやってきておって、避難場所と今回はコロナウイルスの中で予防接種、ワクチン接種をしなけりゃならないという状況と重なっておりますが、そこの対応は十分であるかを再度お尋ねします。 ○議長(田中勝馬君) 山見総務課長。 ◎総務課長(山見紀幸君) ただいまの御質問にお答えいたします。 今年度、確かにコロナウイルスの集団接種場所として犀川地区の避難所の一つである中央公民館が使用されております。これについては、これまで避難所として初期の段階の避難所として利用しておったわけですけれども、これにつきましては隣の犀川体育館のほうを避難所として利用したいというふうに考えております。 それから、また災害が大きな災害に発展しそうな場合につきましては、現在23か所避難所というところを定めておりますので、その規模に応じて避難所のほうを開設したいというふうに考えております。 以上でございます。 ○議長(田中勝馬君) 4番、中山茂樹議員。 ◆議員(中山茂樹君) 災害に関してその避難場所ごとに十分なプライバシーが保てるかということの問題が発生すると思いますが、今、最近テレビ等でもよくあるような段ボールベッドとか、キャンプ用のテントというか、そういう物的にしろ、避難時の食料、そういう確保は十分できているのかもお尋ねします。 ○議長(田中勝馬君) 山見総務課長。 ◎総務課長(山見紀幸君) 今災害に備えた備蓄状況の御質問だと思います。 まず、食料のほうですが、現在うちのほうで備蓄しておりますのは、食料としてはパン、それから水、こういったものを備蓄させていただいております。大体2,400食ほど、それから水につきましても同程度、今備蓄させていただいております。これにつきましては、今年度ももう少し買い足して備蓄に備えたいというふうに考えております。 それから、今段ボールベッドにつきましても、今現在500セット備蓄しております。それからパーティション、避難ルーム、これについてもやはり500程度ある状況でございます。これにつきましても、順次、必要に応じて備蓄してまいりたいというふうに考えております。 以上でございます。 ○議長(田中勝馬君) 4番、中山茂樹議員。 ◆議員(中山茂樹君) ありがとうございます。とにかく今この時期は、この1週間は恐らく快晴の天気でしょうけど、いよいよ梅雨本番になって大雨になって避難をせざるを得んような状況になってからそういうことの準備をするのでは遅過ぎると思いますから、十分対処をしていただきたいと思っております。 ちょっと引き続き、もう一つ災害絡みで、よく耳にするのは大きな災害が起こってからでないと災害の危険箇所の工事になかなか取りかかっていないようにありますが、大災害になる前、例えば裏山のちょっとした崩れの心配とかそういうのを、以前も言ったとは思うんですが、1年間のうちに計画的に何か所ぐらいするとか、そういう思いは全くないんでしょうか。そこをお尋ねします。 ○議長(田中勝馬君) 原田課長。 ◎都市整備課長(原田陽二君) 御質問にお答えします。 以前もそういう質問を受けておりましたけども、民家の裏山等につきましては、個人的なところというところがあってなかなか事前にやるということはなかなかやっていないところでございます。 それと防災の対策としましては、一応河川などの危険箇所、そういうところは前もってしゅんせつなどを行ってきているところでございます。 以上でございます。 ○議長(田中勝馬君) 4番、中山茂樹議員。 ◆議員(中山茂樹君) あまり変わりはないようにはありますが、とにかく防災とか災害を防ぐためには、もう町のほうとしては危険箇所はほぼどこが危険であるということは把握しているはずなんですからもっと計画を立てて、要は未然に災害を防ぐように取り組んでいただくように要望いたしまして、私の質問を終わります。 ○議長(田中勝馬君) 中山茂樹議員の一般質問を終わります。……………………………………………………………………………… ○議長(田中勝馬君) ここで暫時休憩といたします。再開は11時20分からといたします。午前11時09分休憩………………………………………………………………………………午前11時18分再開 ○議長(田中勝馬君) これより、休憩前に引き続き会議を再開いたします。 一般質問を続けます。通告順位3番、議席番号11番、原田和美議員。 ◆議員(原田和美君) 皆さん、こんにちは。11番、原田和美です。ただいまより一般質問をいたします。 1件目は、職員採用についてです。 今回の事件前に平成29年3月9日木曜日、給食センター臨時職員採用の際、受験者が採用・不採用の通知を受ける前に町議会議員より受験者の父親に、息子さんは不採用になったと電話があったと聞いています。なぜ、議員が内容を知っているのかをお伺いいたします。 2件目は、町会議員が職員採用において職員より聞くこと、それを事前に町民に漏らすことは問題ないのか。これは、政治倫理条例、地方自治法に該当しないかお聞きいたします。 以上、壇上からの質問を終わらせていただきます。 ○議長(田中勝馬君) 井上町長。 ◎町長(井上幸春君) 原田和美議員の質問にお答えします。 本来ならば、この関係は、教育長からの答弁かもしれませんけども、私のほうからあえて答弁させていただきます。 今回、職員採用試験において、みやこ町への信頼は失墜してしまいました。信用・信頼が崩れ落ちるのは一瞬です。しかし、信用・信頼を回復するには、相当の時間とエネルギーを費やさなくてはなりません。今こそ、我々職員、議会が一眼となりコンプライアンスとは何なのか、いま一度、考え再認識をし、町の信頼回復に努めなければならないと私は思っています。 町長・副町長・教育長・執行部・三役並びに町議会議員は、町民の全体の奉仕者として、その人格と倫理の向上に努め、自己の地位による影響力を不正に行使することによって、いかなる報酬も授受していないことを実証するために、資産報告書の提出を義務づけられ、正常で民主的な町政の発展に寄与することを目的とすると、政治倫理条例には書かれています。 もし、この議場内に政治倫理条例に抵触されている方がおられるとするならば、自ら襟を正し政治倫理条例を遵守していただきたいと思います。この政治倫理条例は、議会からの提案であり、政治倫理条例審査会が審査をし、報告を受け違反があった場合、その旨を公表する以外に罰則規定は何もありません。一人ひとりのモラルが問われる条例です。もし、この条例に不都合があるとするならば、私は議会の場で大いに議論していただきたいと思っています。 また、我々執行部は、より透明性を高めるために様々な場面で、もし違法な申し出があった場合には、そのことを議会に報告するとともに、速やかに町民に公開することも視野に入れ検討すべきだと考えています。 町民とともに築き上げてきたみやこ町、みやこ町の信頼回復には行政と議会が一眼となり取り組んでまいらなければならないと思っています。 原田議員の質問の答えにはなっていないかもしれませんが、全ての面において職員のコンプライアンスの徹底と意識改革を行ってまいりたいと考えています。 このたびの件について、再発防止に努めてまいりますが、まずは、早急に専門家を招き研修会を行ってまいりたいと私は考えております。 ○議長(田中勝馬君) 11番、原田和美議員。 ◆議員(原田和美君) ちょっと2件目に入る前に、前副町長が3月の私の一般質問で、抵触者がおらないということを議会の場で言いました。そんけんど、4月の11日の臨時議会のときに、抵触者がおりますので、議員、訂正させてくれんですかという相談を受けました。しかし、もう一旦言うたことをもう言わんでもいいと、俺と副町長の心の中で思うちょきゃよかろうがちゅうことで、もうさせなかったんやから、ほき、政治倫理条例に抵触者がおるんです、みやこ町は。 それでましてこれは、政治倫理条例じゃないですよ、これ、今質問しよるんは、地方自治法第2条にかかっちょるんです。町長、そこよよおと考えて回答してください。そうせんと、何を質問しようか分からん、何か政治倫理条例を持ち出して、自分がもませよるような回答しか私取れないんです。 まして今、町長、言いましたけど、政治倫理審査会にも私は政治倫理審査会の委員長さんに、みやこ町の議員の中で政治倫理条例に違反した議員の方の該当者はおりませんかという文書を出しちょる。回答なんて言いましたか、おりませんってきちょるよ。政治倫理審査会の委員長が、私にうそを言うたことになるんです。 ましてこの件は、地方自治法です。町会議員が職員に合格したか不合格になったか聞いちょんやから。 まして、職員が教えたから不合格・合格が分かったんやから。職員は守秘義務違反ちゅうのがあるんでしょ、ちゃんと、ないんですか。聞く議員も地方自治法にかかっちょんやから、政治倫理条例じゃないです。政治倫理条例やったら、町長、言われたとおり、議員、辞職せんでもいいかもしらん。 まして、町長は職員2名に対して文書訓告しています、新聞の切り抜き持っていますけど。それを聞いた議員には何のあれもしないんですか。何で刑事告訴せんのですか。今回の事件と一緒で刑事告訴したら、そうでしょ。そういうことを議員やからせんとか、抵触した人何人おりますか。全部調べています、私は。調べんでこの場で立って皆さんに声を張り上げて言いませんよ、私は。確認があるから言いよる。ああいうとこではこうしてくださいちゅう問題やないです。事件が起きちょるんやから。そう思いませんか、町長。 ○議長(田中勝馬君) 井上町長。 ◎町長(井上幸春君) ですから、私が壇上で申し上げましたように、やっぱり我々職員もそうですし、議員自らも襟を正して、この政倫あるいは議員がおっしゃったような自治法、そういうとを取ることを私は本当に真剣に考えていただきたいな、今まで曖昧なところをあったんではないかと。だから、私もこのことに関しては改めてやっぱりそういう方法を取っていかないと、こういうことが起こるんだなということで、本当に議員の指摘のとおりだと思います。 過去のことを今私がどうこうは言いませんけども、本当に未来志向でこのことはやっていかないと、またなあなあで起こってしまうんではないかと、そういうことを思っておりますので、私はそのことは真摯に本当に受け止めております。 ○議長(田中勝馬君) 11番、原田和美議員。 ◆議員(原田和美君) 政治倫理条例のこと言うんやったら、私が3月議会で提案した農機具倉庫の件、何の回答ももらってない。利用しよらんの。利用させよらん。しようやろ、何で提案した自分に相談なしで利用させるん。あのときは、長尾君が検査してから俺んとこ来たけど、俺は副長にその件を言うちょったんやから、ほたら、副長がああいうふうになったんやから、何で利用させるん。提案者はなんですか。提案者の了解を取っていいですかって、いいですよちゅうたら、利用させるんが、あれやないんですか。 まして、議員がその日に電話かけて検査せえちゅうたから、しますちゅうて俺に連絡入っちょったが、そんなの通るんですか。俺は議員やないんですか、町長。 町長が政治倫理条例とか言うけど、政治倫理条例守るならちゃんと守らな。ある議員の言うことは聞く、ある議員の言うことは聞かんとか、そういうこといいんですか。回答をください。 ○議長(田中勝馬君) 井上町長。 ◎町長(井上幸春君) それはあってはならないというふうに思います。本当に何回も同じことを言うかもしれませんけども、そういうことがあった場合は、私もやはり報告も受けながらもう少し一歩踏み込んだ形で、そういうものに対する何かの対応をして公表もしなきゃいけないと、だからもうこれからは職員も何かもし言われたら、政倫に触れますとはっきり答えて、そしてそのことをもしそれ以上の強要等があれば、私は公開する必要があるんではないかなと、そういうふうに思っております。 ○議長(田中勝馬君) 11番、原田和美議員。 ◆議員(原田和美君) そりゃ町長の立場で、こういう質問をすると、そういう回答しかできないと思います。町長の気持ち分かります。しかし、はっきり言ったことをせんから職員もそういうふうになるんです。 まして、農機具倉庫は行政財産でしょうが、行政財産を賃貸契約したらいけないでしょうが、普通財産やないのに。契約違反までして貸さないけないんですか。前財政課長のときは、平成23年のときは、指定管理って書いてあるでしょうが、行政財産は指定管理やないとだめなんです。それをいらん賃貸契約結んで年間に6万円ぐらいもろうて貸してますね。 もうそういうところから、町長、回ってきようでしょうが。そういうのを一町長はこういう事件が起きたから、こうします、ああしますちゅうても、その前にちゃんとせんからこういうことが起こるんでしょうが。今回の議員も被害者かも分かりません、はっきり言うたら、行政の。行政が今まで議員から言われても負けないような意志を持って対応を議員にしよったら、こういうことは起こってなかったと私は思います。 ただ、政治倫理条例って、あれ、紙切れです、私に言わせたら。なんでかって、町長が今さっき言いよった審査会の会長が何とか言いよった、審査会の会長が私にうそを言いよるんです。「ありません」っち。何、知らん、何見よるん、どこ見よん。私が3月議会に言うたでしょ。審議会が何か、人の貯金とか、収入とか、そればっかし、鍋の底を舐めるようにして調べて、あれが足りません、これが足りませんというけど、ほんなら、一般的に間違ごうたところを見てないやないですか、あれ、見らんのですか、見らんと私は書きませんよ、これから。 審査会ちいうんは、議長であれ副議長であれ一般の議員であれ平等に扱わないけんのです。平等に扱うていますか。それが審査会ですか。年間50万も、あんた、審査会に払ろうてるよ。審査会の、あんた、報酬にしてもよその町村に比べたら相当高いんです、私調べていますけど。それでただそういうところは見らないで、たった貯金が何ぼあるか、あれ何があるかとか、それんじょ見て、あれを提出してください、これ提出してください、それが審査会ですか、審査会って平等にするんでしょうが、そうでしょ。 だから、前回も私は期日が来るまで議会事務局に預けちょったけど、提出しなかった。そけど、期日がきて町長から電話があって言うたから出せって言うて出させたんやけど。審査会も議員の皆さんに不安を与えるような審査会やったら審査会要りません、町長、辞めなさいよ、50万も払ろうて。総務課長達に見せたほうがよっぽどいいです。私そう思いますけどね。何でもかんでも審査会、何々審査会って作って、その審査会本当に平等にしよんやったら私は言いません、してないでしょうが。 私は、わざわざ審査会の会長に手紙を出したんです。分からんやったら何で呼んでくれんの。会うて話聞いてくれんの。ここがこうやないですか、私はちゃんと資料を持っています、教えます、そうでしょうが。もう、あんた、いろんな審査会があるけ、行政となれ合いになっているんじゃないですか、町長、私考えたら。だから、そういう回答しか出ないと思う。 要するに本当に、町長、今回の事件を機会に本当にみやこ町の行政をやり変えるちゅうんやったら、もう少し審査会でも何でも考えて、あれをしないと、また一緒の繰り返しが出てくると思うんです。そこどう思いますか。 ○議長(田中勝馬君) 井上町長。 ◎町長(井上幸春君) 原田議員のおっしゃるとおりだというふうに思っております。 その中で、この審査会は独立した機関であり、そして、この政治倫理条例は、先ほども私が申し上げましたけども、議会が作って議会のほうが提案した条例なんです。だから、私も言われたとおりの資料しか出しておりません。本当に議員がおっしゃる私もここでは申し上げませんけど、思うところは同じではないかなというところもあります。ですから、ここは大いに私議論していただいて、どうあるべきか、そしてもう少し政倫の委員長さんは弁護士ですけども、そういうところも本当に何か細かいところばかし聞くんじゃなく、そういうところも私はすべきではないかと思いますけど、ただ、私も言われた資料を出しているだけで、ずっとしてまいりました。そこで、いろんな不備を感じたこともあるので、これは見直したほうがいいんではないかということも申し上げましたし、これは大いに本当、議員がおっしゃるところ私もここでは全ては申し上げませんけど、言わんとすることは私も思うとこは同じじゃないかなと思っておりますんで、その辺ぜひ一回議論していただきたいなと思っております。 ○議長(田中勝馬君) 原田和美議員。 ◆議員(原田和美君) 町長も議員も町民の代表やから、町民が見てああおかしいなと思われる行為したらいけんと思う。自分も政治倫理審査会に出さんかったこと2回あります、合併してからと合併せん前に。載せられました町紙に、載せられてもいい覚悟でしたんやから。やっぱり、町長、いっつも言うごと、ほんなら議会が作った審査会やからっち言うけど、やっぱり議員がその条例に背きよったら、行政のほうも注意してやるんが必要やないかなと思うんです、そうでしょ。自分のしようこと誰も悪いと思う人おらないんだから、いいと思うちょるんやから。 よその地方団体で議会でやっぱり政治倫理条例でかかって役職を降りた人もおります。それぐらいの強い気持ちでみやこ町議会もやっていかんと、この問題は解決していかないと私は思うんです、そうでしょうが、町長。俺はそう思いますけど、皆さん、どう思うか知らんよ、それは個人個人考え方も違うんやけど、町長が言うように、条例はお宅たちが作ったんじゃからち言うんやったら、議員がもう少し襟を正してまっすぐしていかな、そうでしょ、私、そう思いますけど。 それと、農機具倉庫はすぐ開けなさい。俺、承諾してないんやから。提案した人が承諾せんで何で使わせるんかね、何かあったんかね、長尾君、ないやろう、自分も3月議会であんだけ提案しちょうんやから、長尾君から電話かかってきて近いうちに検査しますっち電話あったんやから。そうかっち。そしたらその日にまた長尾君から電話があって、ある議員から電話があって、今日せっち言うけ、今日しますって電話あったんよ、俺に。町長、だからおかしいから議員が何のあれがあるかって俺に言うて、それから俺は副長に電話したんやから、副長がああいうことになったけ、仕方ないんやけど。 私の言いたいことは、地方自治法に違反しちょう。職員が言うたら守秘義務違反、これも事件になる。告訴しますか警察に、呼んでもいいですよ。それぐらいの強い意志がないとなくになりません。みやこ町の今のずさんなあれは。町民のためを本当に思うんやったら、それぐらいの、町長、強い意志をもっとやってください。どうですか。 ○議長(田中勝馬君) 井上町長。 ◎町長(井上幸春君) いろんな形で条例の不備を整備しながら、先ほど申し上げたような、そういうことに対してしっかりした職員が意思表示ができるような、私はそういうふうにしていきたいと思っております。 議員から御指摘があったことに、我々は真摯に受け止めて、そしてそのことを遵守してまいるようなことをしていきたいと思っておりますので、その御指摘に関しましては、私は感謝しておりますし、そういう方向で職員にも指導してまいりたいと思っております。 ○議長(田中勝馬君) 原田和美議員。 ◆議員(原田和美君) もう最後になりますけど、町長がそういうふうに皆さんを職員の方を引っ張っていくようにいってもらって、議会も町長に協力しながら丸くしていったら、そういう政治倫理条例とかいろんなこと出さなくても私はやっていけると思うんです。それが望ましい行政運営やないかと私は考えていますので、自分の言うことが100%言うことがいいとは思っておりませんので、一つでもいいとこあったら取り上げてください。 これで、私の一般質問を終わります。どうもありがとうございました。 ○議長(田中勝馬君) 原田和美議員の一般質問を終わります。……………………………………………………………………………… ○議長(田中勝馬君) ここで暫時休憩といたします。午後の再開は1時15分からといたしますので、よろしくお願いいたします。午前11時43分休憩………………………………………………………………………………午後1時11分再開 ○議長(田中勝馬君) これより休憩前に引き続き会議を再開いたします。 一般質問を続けます。通告順位4番、議席番号3番、柿野正喜議員。 ◆議員(柿野正喜君) 3番議員、柿野正喜でございます。 一連の不祥事、みやこ町の議員として、町民の方へ申し訳ない気持ち、むなしさを痛切に感じております。そんな渦中ですが、令和3年度6月定例会での一般質問をさせていただきます。大きく2項目について伺っていきます。 1点目は、社会福祉協議会職員の処遇についてであります。 職員の給与は、生活の安定、公平、公正であるべきだと考えています。ところが、令和3年1月、職員の給与の定期昇給は延伸したと聞いていますが、その実態をお伺いします。 2点目は、総合文化センター、サン・グレートみやこの管理運用についてであります。 この文化施設の一部をみやこ町商工会に賃貸しているようにありますが、その目的外使用と言える契約内容と今後の方針をお伺いいたします。 簡潔な答弁のほど、よろしくお願いいたします。 ○議長(田中勝馬君) 井上町長。 ◎町長(井上幸春君) 柿野正喜議員の質問にお答えをいたします。 福祉行政についての中のみやこ町社会福祉協議会における、令和3年4月職員給与の定期昇給の延伸に関する質問にお答えいたします。 みやこ町社会福祉協議会は、みやこ町の福祉行政を遂行するために重要な団体の一つであると承知しています。 社会福祉協議会が実施する事業の多くは公共性もあり、町が定める規則・要綱等にのっとり補助金を交付しています。 しかしながら、社会福祉協議会職員給与の定期昇給等に関しましては、社会福祉協議会の規定に基づき決定されるものと認識をしております。 次に、行政財産についての中のサン・グレートのみやこの管理運用についての質問にお答えいたします。 みやこ町商工会勝山支部は、旧勝山老人憩いの家を事務所として事業を行っていましたが、当時、隣接する旧勝山公民館及び旧勝山老人憩いの家等を解体する計画があったことから、商工会よりサン・グレートみやこの中で、一般の方が利用する研修室等ではなく、過去に任意団体の事務所として貸し出していた部屋を貸してほしい旨の要望があり、令和元年6月1日から、毎年、単年度契約において公有財産賃貸借契約を商工会と締結し、商工会勝山支部の事務所として、サン・グレートみやこの1室を貸出している状況です。 契約内容についてですが、部屋の面積は52.8平方メートル、家賃は光熱水費を含み、月額5万5,000円となっています。 今後については、契約が単年度契約でありますので、毎年、商工会と協議を行いながら、契約を継続するか否か判断したいと考えています。 以上でございます。 ○議長(田中勝馬君) 教育長のほうから何か回答することはございますか、教育長、何か教育長のほうからありますか。 ◎教育長(桝口広二君) いえ、今、町長が答弁されました。 ○議長(田中勝馬君) では、特にございませんね。 ◎教育長(桝口広二君) はい。 ○議長(田中勝馬君) 3番、柿野正喜議員。 ◆議員(柿野正喜君) ありがとうございます。 今、町長から回答いただきました。 社会福祉協議会の規定に基づき決定されるものと認識をしていると、私もそのように思っております。というのは、社会福祉協議会の職員の給与規程を見ますと、第4条で、給料表は、みやこ町職員の給与に関する条例等に定める給料表を準用して会長が別に定めるとされておりますので、そうじゃないかと私もそういうふうに思っていたわけであります。しかし、こういうことがありました。私、今、社会福祉協議会の評議員をさせていただいております。そういう関係なんでしょうか。 令和3年2月1日付で協議会会長から正規職員の各位のほうに、令和3年1月昇給についてということの通知をされております。それを読み上げますので、しっかり聞いていただきたいと思います。 例年、1月給与支給に合わせ昇給を行っておりますが、今回、行政への令和3年度の法人運営補助金予算要求に当たり、職員給与ベースアップ、金額分の増額について、担当課より、これは役場ですね。町長査定において、認められないとの回答がありました。そのため、令和3年1月に昇給を行うことで、4月以降の給与等の支出が補助金を上回る状況になるため、令和3年1月の昇給については保留させていただきます。ただし、今後、行政との交渉により、補助金増額分が認められる等があった場合には、令和3年1月に遡っての昇給を実施したいと考えております。職員数の少ない中、また、業務多忙の折り、大変に申し訳ございませんが、どうぞ御了承くださいと、こういうくだりであります。それで、これを見る限り、とても社会福祉協議会独自で給与を決定しているように思えないんです。 町長、お尋ねします。町長査定で認められなかったと、これは関与していないと言えますかね、給与に。 ○議長(田中勝馬君) 井上町長。 ◎町長(井上幸春君) 詳細については後ほど担当課長から答弁させていただきますけども、当時、私も査定に入りまして、その中で、役場職員の給与も据え置き、カットだったか、要するに公務員給与カットか何かのあれがありましたですね。それで、社会福祉協議会だけがベースアップの要望があったと、そういう中で、果たしてそれが正しいのだろうかというのがあったので、たしか現状だというふうに私は認識をした記憶があります。ちょっと資料、そこまで用意がありませんけど、私の記憶の中ではそういうふうに思っております。 ○議長(田中勝馬君) 柿野正喜議員。 ◆議員(柿野正喜君) いえ、私が今申し上げているのは、社会福祉協議会の規程に基づいて決定されると、給与。ところが、町長がそこに関与をしているじゃないかと、そういうことです。ベースアップ云々と言われたでしょう。それは社会福祉協議会のことをどうのこうの言われたわけでしょう。関与しているじゃないですか。 ○議長(田中勝馬君) 井上町長。 ◎町長(井上幸春君) 関与したつもりはありません。ただ、役場の予算の査定の中で、それが正当なのか正当ではないのかということを私は思ったと思います。だから、細かいことはよく覚えていないというふうに言ったわけでございます。 ○議長(田中勝馬君) 田中保険福祉課長。 ◎保険福祉課長(田中靖一君) ただいまの御質問にお答えをいたします。 実際のところでございますけども、議員さんの御指摘のとおり、社会福祉協議会に問い合わせをしますと、例年、毎年1月に昇給をしていると、令和3年1月の昇給については、今、一時保留をしているという状況で伺っております。 この保留の理由についてでございますけれども、社会福祉法人みやこ町社会福祉協議会が内部の給与規程などに基づくものということで、私どもについては詳細には把握をしておりませんが、1月昇給の実施を考慮する時期である昨年12月時点での社会福祉法人みやこ町社会福祉協議会の法人経理状況、収支状況、そういった見通しを勘案したためと聞いております。 先ほど、2月1日付で文書が出ているというようなことを言われておりましたけれども、その点についてのお尋ねをいたしました。確かに正規職員に対して、定期昇給を保留したことについて、先ほど、当初そういった旨の通知をしたということで聞いております。 町とすれば、社会福祉協議会が内部規定に基づいて昇給を決めていくものでございますので、そういった理由を何をよりどころとして通知するのかは関与はしておりませんけれども、昇給を実施するか否かを決定すると思われます、これ1月昇給ですので、昨年12月という時期でございますけども、町のほうも令和3年度の予算編成の過程の初期でございまして、また、補助金の交付要綱の目的からしても、その理由は検討違いであるというふうに認識をしております。このことに関しましては、社会福祉協議会のほうから担当職員の認識不足のため誤解が生じるような通知をしてしまったということで説明があり、今後、正規職員の方に対して正しく説明をしたいというようなことを聞いております。 以上です。 ○議長(田中勝馬君) 3番、柿野正喜議員。 ◆議員(柿野正喜君) それでは、今言われるのは、この通知は全く町の関与には当たらないということですよね、誤っているので。そういうことですかね。 それではこういうのも誤りなんでしょうか。町長査定でベースアップ分の金額分の増額について、ベースアップ分、これだけ要りますと、そういう多分要求をしたんじゃないかと思います。それについては駄目よと、町長、査定したわけですよ。その査定の根拠は何ですか、駄目よという根拠は。相手方は給与分これだけ要りますと要求しているわけです。 ○議長(田中勝馬君) 田中福祉課長。 ◎保険福祉課長(田中靖一君) 御質問にお答えをいたします。 みやこ町社会福祉協議会補助金交付要綱に基づきまして、町社協が行う社会福祉事業や社会福祉に関する活動の活性化により、地域福祉の推進を図るための事業などに対して補助金を交付しております。 具体的には、補助対象経費といたしまして、人件費や管理費などの運営費及び事業費を対象とするとともに、別途、各事業による諸収入や町からの委託事業に参入されている人件費などについては、重複積算がないかどうかを総合的に考慮し、予算の範囲内において交付をすることとしております。 しかしながら、社会福祉協議会が当初から正規職員の人件費のみと、それからベースアップのみを基本として作成をした予算要望に要望されてこられましたので、これについては、予算編成過程において、補助金交付目的やスケジュールを丁寧にこちらも説明をいたしまして、予算査定や最終的には議会の議決をいただくということは必要ですので、申し訳ございませんけども、寄附金や会費収入、それから共同募金会からの配分金、そして、各種受託事業による受託金収入など、全体的な収入と、それから人件費や事業費など、必要経費の支出に基づいて算出した予算要望への変更を、依頼をしたものでございます。 以上でございます。 ○議長(田中勝馬君) 3番、柿野正喜議員。 ◆議員(柿野正喜君) いろいろ言われておりますが、結果的に、この給与を抑えてしまっているんです。これは結果ですよ。結果は関与をしたことになっているんじゃないんですか。 本来なら例年1月給与、今まではそういうことじゃなかったわけじゃないですか。しかし、そうやって絞り込みをしたために、社会福祉協議会の給与の改定がままならなかったと、結果としてこういうことが生じておるんです。ということは、間接的に関与していることになりませんか、それは。ちゃんと満額の補助金をやれば何もなかったわけですから、これは結果としてこうなっているんです。これは関与していることになりますよね。本当はまともにやっちょったら、こんなことなかったわけでしょう。結果的に社会福祉協議会はこういうことをせざるを得なくなってしまったんです、やらなかったからね。だから、この町長が冒頭言いましたように、社会福祉協議会独自で、独自で町がいらん世話やかんでも、自分たちで決めるんだということに、本来はそういうふうになることなんですけど、そういう満額やらなかったために、こういう措置を取らざるを得なくなってしまったんです、間接的に。そこですよ。それは関与したことになるじゃないですか、結果としてそうなっているんですから。違いますか、町長。結果こうなっているんですよ。今までこれある行政とまた話するんですか。これは行政書いていますけど、そういう話にのっていくんですか。そして、3年1月に遡ってやるというようなことまで書いてあるんですよ。これがもしでたらめやったら、会長の責任はどうなります、町長。これでたらめやったら。 ○議長(田中勝馬君) 田中保険福祉課長。 ◎保険福祉課長(田中靖一君) 社会福祉協議会の職員の昇給については、社会福祉協議会自身が独立した法人として考えるべきものだと認識をしております。しかしながら、こちらのほうも予算要求の段階でいろんな過程がございましたけども、先ほど2月1日に文書が出されているということでございますけれども、その後の令和3年度予算の当初予算を私どもが最終的に決めた段階も2月中旬ぐらいでございますけども、そのときには社会福祉協議会が要望する要望額、その満額ということで、あらかじめ回答をしているところでございます。結果的にはそういうふうに満額ということとなっております。 以上です。 ○議長(田中勝馬君) 3番、柿野正喜議員。 ◆議員(柿野正喜君) 結果的に、1月に昇給させるべく、通常だったら、それは何人の方の職員給与を上げなかったんですか、昇給させなかった。そこら辺の情報はありますか。 ○議長(田中勝馬君) 田中保険福祉課長。 ◎保険福祉課長(田中靖一君) 社会福祉協議会の正規職員ということで聞いておりますので、6名ということで認識をしております。 以上です。 ○議長(田中勝馬君) 柿野正喜議員。 ◆議員(柿野正喜君) それで、今回、こういうふうにしてあったということで通知を会長名で出しているんですが、1月の給与について、その変動について、2月1日に通知をしますかね、普通、常識的に考えて。 給与が出た後に、先月の給与はこうやったって、日にちが過ぎた後に説明しますか、通知を。それは会長がしたことやけん、知らんと言えばもうそれまでの話なんですけど、そういう状況をどういうふうに思います、そういう状況を。 ○議長(田中勝馬君) 田中保険福祉課長。 ◎保険福祉課長(田中靖一君) ただいまの御質問にお答えをいたします。 1月の昇給でございますので、通常、社会福祉協議会が12月中には昇給を保留するか延伸するか、または実施するかといったものを法人自身として考えるべきものでございまして、町として、町の予算要求過程の中で、それをよりどころにするということについては、ちょっと私どももちょっと首をかしげるところでございます。 以上でございます。 ○議長(田中勝馬君) 柿野正喜議員。 ◆議員(柿野正喜君) 私、今、言ったのは、こういう状況を当たり前ですかね、これ。2月1日に職員の給与、生活給であるものを変動あるのに対して、2月過ぎてから説明をするのは、そういう状況を言っているんです。それが、いや、それは当たり前ですよ。そうなんですかね。それとも、いや、ちょっと遅いですね、こういう対応では困るなあと、どっちですか。 ○議長(田中勝馬君) 田中保険福祉課長。 ◎保険福祉課長(田中靖一君) 町も毎年1月とか、そういった昇給がございますけども、その昇給をするかしないかということについて、1か月遅れぐらいで通知をするということについては、ちょっと当たり前ではないというふうに認識をしております。 以上です。 ○議長(田中勝馬君) 柿野正喜議員。 ◆議員(柿野正喜君) 町長に回答を求めます。 町長は会長さんとか決められるわけですよね、そうですよね。だから、それを決めることについて、どうですかと、こういう状況があるのは、それを聞いているんです。町長の感覚で言ってください。 ○議長(田中勝馬君) 井上町長。 ◎町長(井上幸春君) ちょっと私が、その今、行動のあれがよく分かっていなくて間違ったら申し訳ない。会長は、私は任命はしたかもしれません。中で決めるのは、議事の中で決めるんじゃないんですか。ちょっとその辺、すみません、ちょっと認識不足で申し訳ありません。 ○議長(田中勝馬君) 柿野正喜議員。 ◆議員(柿野正喜君) システム上は見える形のシステム上はそうだと思うんですけど、そのお膳立てするのは、町長、全くあれですか。中に入らないんですかね、そういうのに。誰々が会長するとかせんとか、全く関与しなくて決まっていくんですかね、それは。
    ○議長(田中勝馬君) 井上町長。 ◎町長(井上幸春君) そこには今までの充て職と言うんですか、副町長がこれまでたしか役員で入っていたというふうに思っております。ですから、私は直接には関与をするということはありません。ただ、そういうことがあった場合は、たしか任命というか、そういうものをした記憶があるんですが、いずれにしても、社会福祉協議会は独立した一つの団体でありますので、その中でどういう形で、やっぱりこのみやこ町の福祉行政を推進していただくのかというところにかかってきているのではないかなというふうに私は思っております。 そこら辺がちょっと最近何かごたごたしているなというのは聞いております。早く正常化をして、この社会福祉協議会の中で、もう少し町民本意の私は福祉であるべきではないかというふうに思っているんですが、なぜなら、今、議員が質問をしているようなことが先行しておって、本来の自分たちの職務、仕事、福祉をしているんだろうかと、私はそこが非常に残念ではありますけども、そのことに関して口を出したことは一度もありません。全てその中で処理をしていただきたいと、そういう思いであります。 ○議長(田中勝馬君) 柿野正喜議員。 ◆議員(柿野正喜君) ありがとうございます。 いずれにしても、社会福祉協議会の規定に基づき決定されるので、関与はすべきじゃないとそういうふうに受け取りました。どうぞよろしくお願いします。 次に、総合文化センター、サン・グレートみやこの管理運用についてですが、総合文化センターは教育委員会が管理をされておるわけですね。それで、これ、センター条例を見ますと、このうち文化センターに次に掲げる施設を置くということで列挙されておりますですね。ホールがあったり楽屋があったり、研修室や会議室、これのうちのどれをお貸ししているんですか。賃貸をされているんですか。 ○議長(田中勝馬君) 生涯学習課長。 ◎生涯学習課長(中村銀次君) ただいまの質問にお答えします。 その中の会議室でございます。 以上です。 ○議長(田中勝馬君) 柿野正喜議員。 ◆議員(柿野正喜君) それで、これは町民の健康と文化の増進及び教育文化の向上に資するために施設があるわけですよね。これに該当しますか、賃貸しているのは。 ○議長(田中勝馬君) 中村生涯学習課長。 ◎生涯学習課長(中村銀次君) まず、サン・グレートみやこを貸している根拠なんでございますが、行政財産でございます。一般的には貸出しはできないところですが、地方自治法238条の4第2項第4号におきまして、当該施設に余裕がある場合は貸出しすることができる旨の条文があります。それに基づいて貸したということでございます。 その会議室ですけれど、建設当初より一般の方の利用する部屋ではございませんで、会議室として利用、また過去には吉田学軒顕彰会の事務所などの利用としてきた経緯もあり、その以後につきましては、倉庫的な利用をしてきました。ですので、当方といたしましては、余裕がある部屋という認識をしておりましたので、今回、賃貸借契約により契約し、1年契約で貸出しを行っているというところでございます。 以上です。 ○議長(田中勝馬君) 柿野正喜議員。 ◆議員(柿野正喜君) この施設は貸し出す施設じゃないんでしょう。利用する施設なんですよ。そこはどう説明されます。貸出しするところじゃないんです。みなさんが利用をするところです、文化の向上のために。そこをどう説明します、この施設を。 ○議長(田中勝馬君) 中村生涯学習課長。 ◎生涯学習課長(中村銀次君) 当初よりといいますか、事務所的な利用でありましたり、それまでは会議室という形で一般の方に利用できる形での規定はされていないというところでございましたので、今回、商工会のほうに要望がありましたので、内部で検討した結果、貸し出すという方向で決まったものでございます。 以上です。 ○議長(田中勝馬君) 柿野正喜議員。 ◆議員(柿野正喜君) このセンター条例があって、そのルールは守らないけんのじゃないですかね。町長、ルールは守らないけんのじゃないんですかね。これだけいろいろ言われているのに、これぐらいだったらいいだろうと、そういうことではなくて、誰もこれ見たら分かりますよね。 それでは、行政財産て言われた、あそこを公共物に、ああいう窓にいろんなものを貼って大丈夫なんですか。あれ、誰が許可をしたんですか。 ○議長(田中勝馬君) 中村生涯学習課長。 ◎生涯学習課長(中村銀次君) 誰がというと、我々協議をして、教育委員会のほうで許可といいますか、最終的には許可という形になりますが、認めたということでございます。 ○議長(田中勝馬君) 正喜議員。 ◆議員(柿野正喜君) 町長、許可していいんですか。 窓にみやこ町商工会勝山支部、テープか何かで貼り上げて、あれ許可したんでしょう。貼っていいかといって問い合わせがあって。どうして許可するんです、そういうの。公共物を貼っていいんですか。こういうものは貼っていいけと、いろいろあるんですかね、それ。テープで貼って。あれ文化施設ですよ、さっきも言うように、文化施設です。何であれが整理できないんですかね。これだけみやこ町、いろんな施設が余っている余っているということで廃止にしたりしているのに、どうしてそこにこだわってするんですかね。いろんな施設使ったらいいじゃないですか。 例えば、久保学供施設だって廃止になったんですよ。もう普通財産として賃貸契約したら早い話じゃないですか。ああいう文化施設に全く違うものを、目的外利用になっているんですよ、要するに。そうは思いません。これだけ法令遵守とかいろいろ言われながら、どうですそんなところは。 ○議長(田中勝馬君) 中村生涯学習課長。 ◎生涯学習課長(中村銀次君) 確かに目的外利用と言われるところも分かるところでございますけれど、地方自治法の中に、施設に余裕があるところにおいては、貸出しをしていいという文言がありましたので、こちらとしてはそれにのっとって貸出しをしたということでございます。 以上です。 ○議長(田中勝馬君) 柿野正喜議員。 ◆議員(柿野正喜君) それではあの施設、余裕があるんですか、それでは。余裕があるんですかね。 ○議長(田中勝馬君) 簡潔に、時間が来ております。 中村生涯学習課長。 ◎生涯学習課長(中村銀次君) 今回、久保地区の学習等供用施設も閉鎖をいたしまして、サン・グレートのほうに行っていただいておるところなんですが、それで今現在の実態を精査いたしましたら、それでもなおかつまだ施設の利用が100%ということではなく、まだ余裕があるということでございますので、その貸出している部屋につきましても、余裕があるという形で認識をしているところでございます。 以上です。 ○議長(田中勝馬君) 柿野正喜議員。 ◆議員(柿野正喜君) 終わります。最後に、そういう施設もちゃんと決まりごとがあるんです。こういう施設はこういうルールを使わないけんとか、決まりごとはやっぱり守っていただきたい、この際ですね。きちんと言うべきことは言う、誰が頼まれても、そういうことでやっていただきたいと思います。 分かりやすい行政をよろしくお願いいたします。ありがとうございました。 ○議長(田中勝馬君) 柿野正喜議員一般質問を終わります。 ……………………………………………………………………………… ○議長(田中勝馬君) 一般質問を続けます。通告順位5番、議席番号1番、内田直志議員。 ◆議員(内田直志君) こんにちは。議席番号1番の内田直志です。通告に従いまして質問をさせていただきます。 今回は、森林環境譲与税、林地開発規制条例、法令遵守の3点について質問いたします。 初めに、森林環境譲与税についてです。 地球の温暖化防止、災害防止、水源涵養のため、森林の保全や適切な管理を目的として、令和元年に森林環境譲与税が導入され、みやこ町でも、その受け皿として基金が創設されました。そこで、以下2点についてお伺いいたします。 1つ目、本町の森林経営の状況と課題について、2つ目、基金の活用計画及びその状況について。 次に、林地開発規制条例についてです。 現在、本町の犀川大坂・大村地区において、メガソーラーと呼ばれる大規模な太陽光発電施設が建設中です。 太陽光発電は地球温暖化など環境問題に対応するため、国によって進められている事業ではありますが、一方で、大規模な林地開発など多くの課題や矛盾があらわになっております。 みやこ町の総合計画にうたわれている町の将来像、「人と自然が輝きつづけるみやこ町」を達成するためにも、林地開発に関する規制条例を制定すべきと考え、以下3点についてお伺いいたします。 1つ目、犀川大坂・大村地区のメガソーラーの建設進捗について、2つ目、本開発に伴う問題と町の対応について、3つ目、規制条例制定についての町の考え方について。 最後に、法令遵守についてです。 去る5月、本町において、職員採用試験に関する不正が明るみになり、多くの方々が肩を落とされたと思います。 私自身、襟を正していかなければならないと改めて自戒しております。しかし、これを機に、みやこ町がよい方向へ再生することを願って、以下、お伺いいたします。 1つ目、面接質問内容漏洩問題の原因や背景について、2つ目、本町の法令遵守の取組や課題について、3つ目、再発防止策について。 以上です。よろしくお願いします。 ○議長(田中勝馬君) 井上町長。 ◎町長(井上幸春君) 内田直志議員の質問にお答えをいたします。 最初に、森林環境譲与税の活用についてです。 順次質問にお答えをしていきたいと思います。 みやこ町では、現在、福岡県の荒廃森林再生事業で毎年約200ヘクタール程度の私有林の間伐や侵入竹の除去等を行い、森林の適正な保全に努めています。また、地域の活動で雑木の除去などを行い、里山を保全していく森林・山村多面的機能発揮対策交付金を利用し、3地区で取組が行われております。 令和元年度から交付されております森林環境譲与税の活用につきましては、令和2年度から森林所有者の意識調査開始し、また、木材搬出に支障となる林道の立木除去を行っております。 木材価格の低迷、伐採、搬出に係る経費の高騰等により、林業により多くの収益を個人で得ることが困難な状況から、放置される森林は今後も増加する傾向であると考えていますので、県の荒廃森林再生事業や国の森林環境譲与税を活用しての森林整備は重要になってくると考えます。 令和元年3月に成立した森林環境税及び森林環境譲与税に関する法律により、みやこ町でも令和元年度から森林環境譲与税の交付を受けております。また、その贈与税を財源にして、令和2年度から森林意向調査などの事業を実施しています。 令和3年度以降、育成林の間伐や侵入竹の除去等の森林整備については、福岡県の荒廃森林再生事業により引き続き整備を進めるとともに、国からの森林環境譲与税を利用し、森林所有者の意向調査、木材搬出の際に支障となる立木の除伐や放置竹林整備、町有林の環境整備を進めることとしておりますが、今後、意向調査の結果も見ながら、適切な森林の整備のための施策を検討し実施していきたいと考えています。 次に、環境行政について3点ほどありましたので、順次お答えをさせていただきます。 犀川大坂・大村地区のメガソーラーの建設進捗についてお答えいたします。 犀川大坂・大村地区では、現在2か所でメガソーラーの開発が行われています。 まず、1か所目の開発について、全体面積9万1,835ヘクタールの町内最大規模となっており、今年10月に造成工事が完成予定で、進捗率は79.4%となっています。また、パネル・配線等の設備工事に関しては、令和5年1月に工事完了予定です。 次に、2か所目の開発について、全体面積が26.663ヘクタールで、昨年12月に造成工事が完了し、令和3年1月29日付で福岡県が完了を確認しました。また、パネル・配線等の設備工事に関しては7月末に、電気関係の検査は8月末に完了する予定となっています。 本開発に伴う問題と町の対応についてお答えをいたします。 昨年の6月11日に大坂川、松坂川に赤色の濁水が流れる事態となり、町は行橋農林事務所に連絡を取り、林地開発の許可を出した福岡県農山漁村振興課に対して開発業者への指導を厳しく求めてきました。福岡県の指導に基づき、開発業者は防災対策を行いました。 町はその後、開発業者が地元に対して行う説明会に出席し、状況の把握に努めております。 また、大坂川、松坂川に流出した土砂を業者がしゅんせつを行う際にも、福岡県や町の担当部局の紹介等を行い、円滑な復旧が行えるように努力しております。 規制条例制定についての町の考え方についてお答えいたします。 過去に、環境保全、環境美化を損なう太陽光発電設備を制限するため、条例による抑制を検討してきましたが、個人の土地の売買を町が制限することはできないとのことで、条例が制定できなかった経緯があります。 他の自治体の例を見ると、太陽光発電設置の抑制または禁止する地域を定め、町長の同意や許可を要件とする太陽光発電設置を抑制・規制する条例、景観や自然環境と太陽光発電の調和を主眼とすることから、調和・規制条例と呼ばれている条例、あるいは事前に行政への届出や協議、住民への説明会などを義務づけるなどの手続的手法を用いて、開発のリスクを軽減し、住民との丁寧な合意形成を促すなどの目的を持った条例などがあります。 今後、太陽光発電設備に関する条例の制定については、既に同様の条例を制定している市町村等の情報を収集して、制定に沿った経緯と条例を施行した成果や問題点等について調査する予定です。 その結果をもとに関係各課でみやこ町の状況に応じた条例の制定について再検討してまいりたいと考えています。 次に、法令遵守の取組や課題についてということで、3点質問がありましたので、順次答えさせていただきます。 本件の詳しい状況については、現在、公判中の案件であり、公判の推移を見守るとともに、その概要が明らかになり次第、早急に検証を行いたいと考えていますが、その背景の一つといたしましては、事件に関与した関係者の倫理意識の欠如があったのではないかと思っております。 本町の法令遵守の取組や課題。 法令遵守の取組については、これまでも事あるごとに職員の服務規律や公務員倫理についての意識向上を図ってまいりましたが、今回、このような不祥事が起こったことはじくじたる思いです。 まず、職員向けにコンプライアンスに関する研修を早急に実施したいと考えています。 将来にわたり、不祥事の再発を防ぐことができるかどうかは、職員一人一人が今回の不祥事を自分のこととして、しっかり向き合い、再発防止に向けた取組の担い手であるという自覚を持つことが必要です。そして、個々の職員のコンプライアンス意識の向上のみならず、組織として再発防止のための体制づくりに取り組みたいと考えております。 再発防止については、今後の裁判等を待たなければ分からない部分もありますが、まず、本件の経緯を検証するとともに、不正の要因や問題点を分析し、公正公平な制度を再構築する必要があります。 今後は、他の市町村の実施方法や専門家の意見などを参考にさせていただくとともに、面接官を外部から招聘するなどして、より透明性の高い採用試験制度を確立していきたいと考えております。 ○議長(田中勝馬君) 内田直志議員。 ◆議員(内田直志君) 御回答ありがとうございました。 それでは、最初に戻って、森林環境贈与税から質問をさせていただきたいというふうに思います。 いただきました御回答の中で、木材価格の低迷とありますけれども、最近ちょっと事情は変わってきているようであります。 最近、ウッドショックと言いまして、逆に木材価格が上がってきているというような話も聞いております。実は、これはチャンスはチャンスなんですけれども、準備しておかないとやっぱりチャンスにならないんです。ですから、本来的にみやこ町がきちんと山を経済林として準備しておれば、今回のようなチャンスに対して、チャンスとして木材をお金にすることができたということで、今後、やっぱり世の中の情勢ってどうなるか分かりませんので、こういうことはまた今後あるかもしれない。そのためにも、やはり経済林として、山の持ち主はそれでいきたいということであるならば、しっかりとその整備をしていただきたい。計画的にしていただきたいというのがそもそもの思いであります。 先日、この筑豊を含めた炭鉱の時代の歴史を少し学ばさせていただく機会がありまして、それでお話を伺うと、特に、犀川駅周辺、そちらは坑木と言いまして、炭鉱で使う材がかなり出されていて、それで大変にぎわっていたというお話を聞きました。 私も話には聞いていたんですけれども、様々その写真等を見てなるほどなと、そういう時代があったから、犀川はあれだけ杉、ヒノキ、植えた時代があったんだなと、私も祖父母もよくそういう話をしておりましたけれども、なお一層、腑に落ちたところであります。 様々林業関係者の方々とお話させていただきまして、その中で、自分がこれやっぱり必要だなと思ったのが、道路の整備であります。 林業に関する道路には、林道、林業専用道、それから森林作業道、そしてこれらに通じる町道、県道、国道があります。ぜひとも森林環境譲与税をまずはこの道路整備に積極的に御活用いただきたいというふうに思います。何はともあれ、道路がないと木を整備して、搬出することができないと、特に、いろんなそういう林業関係者の方が強調されていたのが、森林作業道、いわゆる路網整備、細かい作業道、これをきっちりと山に造っていくことができるのかどうか、ここにかかっていると、一旦この路網整備ができれば、それから先はどんどんお金になるんですと、こういうお話をいただきます。ですから、その意味でも、路網整備、そのための路網計画、そして、それにつながる町道であるとか、県道であるとか、そういったところの整備、維持管理、私も今、帆柱住んでおりますけれども、林道につながる、例えば町道ももちろん支障木が出てきている。そして、路面が荒れている。路肩が崩れそう。路肩の内側ののり面も崩れそうだと、そういったところが多々ありますので、ぜひ全体的な把握をしていただいて、この林業を活性化するための道路に、この森林環境贈与税を使っていくということを今一度お願いしたいと思いますけれどもいかがでしょうか。 ○議長(田中勝馬君) 長尾農林業振興課長。 ◎農林業振興課長(長尾勝芳君) この国の森林環境譲与税を利用した事業計画につきましては、現在、3年間の予定は立てておりますが、現在、地権者の意向調査を実施しております。その意向調査等を参考にしながら、路網整備についてもそういう案件があれば、事業対象にのせて計画をしていきたいというふうに考えております。 以上です。 ○議長(田中勝馬君) 内田直志議員。 ◆議員(内田直志君) ぜひともよろしくお願いします。 令和元年9月の一般質問でも、本件についてちょっとお話させていただいたんですけれども、そのとき質問したのが、役場の林業担当者がたしかそのとき1名じゃなかったかなと思いますけれども、そのときも人員強化についてお願いをしました。その後の検討結果、いかがだったでしょうか。 ○議長(田中勝馬君) 長尾農林業振興課長。 ◎農林業振興課長(長尾勝芳君) 農林業振興課におきましては、農業の振興、林業の振興ともに業務を行っております。 事務量の都合で、現在も林務に対する人員を増加したこととはなっておりません。兼務で1人と係長、課長の私、3人で対応しております。 以上です。 ○議長(田中勝馬君) 内田直志議員。 ◆議員(内田直志君) 今後、どうされる予定でしょうか。 ○議長(田中勝馬君) 長尾農林業振興課長。 ◎農林業振興課長(長尾勝芳君) 個人のスキルアップ等を図りながら、できれば今やっている事務以上な効率的な事務を図っていきたいというふうに考えております。人員を増やす予定は今のところはございません。 以上です。 ○議長(田中勝馬君) 内田直志議員。 ◆議員(内田直志君) 恐らく全体の各部署において、課において、人足りないということなんだろうと思います。だから、林業だけじゃないよという声も聞こえてきそうなんですけれども、ですけれども、やっぱりみやこ町として、基幹産業が農業・林業ということをうたうのであるならば、やはりどこかでめり張りつけていかなければならないんじゃないかなということは申させていただきたいというふうに思います。 時間がありませんので、次に行きたいと思います。 次は、林地開発規制条例についてです。 この林地開発ですけれども、とにかく森林を毀損してはいけない、切ってはいけないということを言っているわけではありません。やはり、今、我々人間の発展というのはある程度の森を利用していくということは避けては通れないと思っております。ですけれども、その中でも特に、今回のように大きく森林を切り開くとか、山をごっそり削ってしまうとか、これは余りにも矛盾が大きい。 今回のメガソーラーに関して言うと、たかだか二十数年です。たかだか二十数年。しかし、森はそこにある限り、二酸化炭素を吸収して地熱を抑え、保水をして生物を育んで、私達に恵みをもたらすと、非常に大切な私はやっぱり存在だというふうに思います。この森を地球環境のためという名目で、たかだか二十数年の事業のために破壊してしまうというのはやっぱり私は矛盾が大き過ぎるというふうに、そういう思いがありますので、規制条例ということを訴えさせていただいております。 6月4日付の朝日デジタルの記事によりますと、全国で146の市町村で太陽光発電の規制条例が既に制定されております。 先ほどの町長の御回答の中で、全く造らせないということは確かに難しいんです。ですけれども、太陽光発電、メガソーラーの開発で問題になるのは、造るか造らないかだけではなくて、造る過程、造った後が問題になるんです。 例えば、今はもう既に起きていますけれども、土砂の問題であるとか、それから、今後二十数年後に問題になってくるのは放置の問題であります。 最近、話によりますと、放置をさせないために、売上の数%を銀行に積み立てなさいと、こういうことをやっているような条例もあるようであります。ですから、造った後にどういうふうに企業責任として維持管理していくのか、そういったところも含めてうたうのが、私は規制条例だと思いますので、それはやっぱりやらなければならない。 もう一つ言えるのが、この太陽光発電、この発電のパネルですけれども、パネルだけじゃなくて、いろんなコンディショナーとかいろいろ機器がありますけれども、国内でできたものだけではなく、海外で造られたものが設置される。みやこ町も一部は海外のものが使われております。 今、世界で問題になっているのは、そのソーラーパネルが今問題になっている、ウイグル自治区、ここで造られたものであると、今、非難もある、そういったことに対して、人権的な観点から問題も指摘されている。そういったものがみやこ町で使われる可能性もあるわけです。ですから、今はそういう御時世ですから、そういう世界的な流れを踏まえた上で、どういう条例をつくっていくのか、これもやっぱり私は一つのポイントだというふうに思っております。ですから、規制条例、私はぜひともつくると考えておりますので、改めて、町長、お考えをお聞かせいただければというふうに思います。 ○議長(田中勝馬君) 井上町長。 ◎町長(井上幸春君) 私も町長になったときに、すぐにこういうことがあるんじゃないかと思って、担当課と協議してみたんです。そしたら、先ほど私が答弁したように、なかなか個人の所有のものを規制するというのは難しいなというような意見がかなりあったんですね。そういう中で、今回、前々から大坂の地域にはゴルフ場を造ろうという、当初目的があって、それを反対されて、今日に至って、今度はメガソーラーができたというような状況であります。そういう中において、今後、環境とかいろいろなことを考えた中で、今、議員が言われたようなことを大変参考になる点もありましたので、そこは私も精査をしながら、活用できるものは考えなきゃいけないし、やっぱり20年後、30年後のみやこ町がどうあるべきかというのは、本当に私もそれは痛感しておりますし、まして私も大坂というところに住んでおりますので、非常に胸を痛めながら、毎日あそこを通っております。ですから、ぜひそういうことをまた教えていただいて、本当に将来の環境に役立つような、そういうことは必要かなというふうに思っております。ありがとうございます。 ○議長(田中勝馬君) 内田直志議員。 ◆議員(内田直志君) ありがとうございます。 私も一議員として、できることを精一杯やっていきたいと思いますので、ぜひともこの規制条例つくりましょう。よろしくお願いします。 ちょっと時間もないんですけれども、県のほうにぜひ要望をしていただきたいということがありまして、今回、しゅんせつの問題、土砂の問題、それから発破工事による家屋に被害がと思われる問題であるとか、電波の障害であるとか、井戸の問題とか、様々出てきております。こういったことは本来であるならば、事業始める前に、事前に許認可出した県がきちんと事業者、そして、住民の皆さんと確認をして、その後、納得を得た上で事業を進めるべきだったと思います。事前確認していなかったものですから、もう行き違いなんですね、その後の交渉が。ですから、今回、これだけの大きな開発というのは、福岡県でもないんではないかなというふうに思っております。ですから、今回の事例をぜひ福岡県には、その後ということで、住民の皆さん、事業者の皆さん、ヒアリングをしていただいて、次に生かしてほしいというふうに思います。 もう一つは、監督官庁である福岡県の中に、事業が適切に実施されているかどうかを見る課がないと私は理解しております。ですから、そこについてもきちんと設置していただけるようにお願いしたいと思います。 ちょっと時間がありませんので、次に行きたいというふうに思います。 最後に、法令遵守に関してであります。 今回のこの件ですけれども、私自身もやはりしっかりと襟を正していかなければいけないなというふうに思いました。 繰り返しになりますけれども、今回の件を機に、みやこ町がよくなったなと、後から振り返ってよくなったというふうにするにはどうすればいいのかというふうなこともずっと考えてきました。 町長、この件があって、もちろん当局の結論が出るのを待つというのもあるんですけれども、それ以前にみやこ町の中で、例えばそういう調査委員会であるとか、そういったのは既に立ち上げていらっしゃるんでしょうか。 ○議長(田中勝馬君) 井上町長。 ◎町長(井上幸春君) 調査委員会というのはまだ、正直言って立ち上げてはおりませんけれども、とにかくこの事件、唐突に起こりまして、その対応に右往左往したというのが実情であります。そういう中で、裁判の経緯を見ながらということを私も考えておりましたけども、急遽、本日ああいうような議案を提案させていただきました。 この議会が終わった後にどういうふうにしたらいいのか、いろんな形でこれは検証していかないと、やはりみやこ町何やっているんだと言われかねませんので、そこは議員から指摘されるまでもなく、このことはやらなければいけないと、そういうふうには考えておりますので、次のときに報告ができるのではないかなというふうに思っております。 ○議長(田中勝馬君) 内田直志議員。 ◆議員(内田直志君) それで、御答弁のこの中に関係者の倫理意識の欠如とあるんですけれども、私は例えば、副町長はやりたくてやったわけではないと思います。大変苦渋の思いで判断された。もちろんその判断は正しくはなかったと思いますけれども、苦渋の思いだったということは間違いないと、私はそういうふうに思います。 なぜ、例えばですよ。町長に相談しなかったのかとか、そういうことがやっぱり疑問として湧いてくるわけであります。そういったことを広げて考えていったときに、もしかしたら、毎日ではなくても、職員の皆さん、何か嫌だなあと思うような経験をされてきたんではないかなというふうに思います。ですから、例えば検証委員会を立ち上げて、今までそういう経験があるのかどうかということをヒアリングするとか、そういったところも必要ではないかなというふうに思っております。ですから、職員の中での相談をするとか、例えば、これ議員と職員の距離感というのもやっぱり問題だと思っていまして、いろいろ調べますと、中には議員から要望があったときは記録をするということをやっているところもあるようでありますので、そういったところもぜひ参考にしていただければというふうに思います。 突き詰めて考えますと、今回の問題は、もちろん我々議員も襟を正す。そして、職員の皆さんも再発防止に向けて活動していただく、しかし、それだけではやっぱり足りなくて、この町全員、この町に住む皆さん、この町に関係する住民の皆さん、そして、団体の皆さん、全てで法令遵守の意識をやっぱり持っていかなければ、根本的な問題解決にはならないと思います。ですから、例えばもう今回を機に、5月は1週間、法令遵守、コンプライアンスの意識を高めようという期間にするであるとか、一方で、全国で主権者教育という教育もやっております。これは民主主義を成立させるために、子供に教育を施すんですけれども、そういった主権者教育に絡めて、法令遵守、この部分を学校教育の中に取り込んでいく、実はこの法令遵守の教育って余り意識的にされていないように私は思います。本当は重要なんですけどされておりません。ですから、大変地味な活動ではあるんですけれども、そういったことを定期的にやる、場合によっては学校教育の中でやっていく、こういうことも重要なんではないかなというふうに思いますけれどもいかがでしょうか。 ○議長(田中勝馬君) 井上町長。 ◎町長(井上幸春君) いずれにしても、今、議員がおっしゃったことを私も考えているところがありますので、参考にしながら、新しくそういうものをつくっていかなきゃいけないというふうに思っておりますので、よろしくお願いします。 ○議長(田中勝馬君) 内田議員。 ◆議員(内田直志君) ありがとうございます。 やはり住民の皆さん、心配されていますので、早急に目に見える形で何らかの行動を取っていただいて、そして、ホームページ等を通じてメッセージを出していただければというふうに思います。 以上で、私からの質問を終わります。ありがとうございました。 ○議長(田中勝馬君) 内田直志議員の一般質問を終わります。……………………………………………………………………………… ○議長(田中勝馬君) ここで暫時休憩といたします。再開は2時25分からといたします。よろしくお願いします。午後2時14分休憩………………………………………………………………………………午後2時23分再開 ○議長(田中勝馬君) これより休憩前に引き続き会議を再開いたします。 一般質問を続けます。通告順位6番、議席番号12番、熊谷みえ子議員。 ◆議員(熊谷みえ子君) 12番、熊谷みえ子でございます。 本日、大きな3点について質問を提出をしております。時間が30分という限られた時間の中で、明確な回答を求めるものでございます。 まず、政治倫理条例、政治倫理について伺います。町政に対する町民の信託に応えるために町長の見解を問うものでございます。 公平公正な採用のあり方について問います。今後の対策として検討したのか伺います。また、自ら決定した政治倫理条例です。改めて議員等の責務を議論すべき時ではないでしょうか。 改めて申すまでもないことですが、紹介をさせていただきます。 政治倫理条例、目的第1条、この条例は、町政が町民の厳粛な信託によるものであることを認識し、その担い手たる町長、副町長及び教育長(以下「町長など」と言う)並びに町議会議員(以下「議員」と言う)が町民全体の奉仕者として、その人格と倫理の向上に努め、いやしくも自己の地位による影響力を不正に行使することによって、いかなる報酬も授受していないことを実証するため、資産報告書の提出を義務づけると共に、贈収賄罪による措置及び町工事等の契約に対する遵守事項を定め、もって町政に対する町民の信託に応えと続いています。 この問題について、次に町民全体の代表として、品位と名誉を損なうことのない一切の行為を慎み、その職務に関し、不正の疑惑を持たれる恐れのある行為をしないこと。そして、常に町民全体の奉仕者として、人格と倫理の向上に努め、その地位を利用していかなる金品も授受しないこととなっております。 町長に、この件に関してお伺いをするのでございます。 次に、五輪の事前キャンプの受入れ中止を求める申入れをいたしました。その後の検討状況を問うものでございます。 1、本来の目的は、交流にあったと思います。事前キャンプでの感染対策は十分とれない今、中止を求めるものでございます。 今まで事前合宿の中止については、相手国からの申し出で、築上町の例からも相手次第ということでは、余りにも主体性がないではありませんか。ぜひ、みやこ町としての主体性をもっての中止の決定を求めるものでございます。 また、オリンピック組織委員会などは、選手は原則毎日PCR検査をする。2、選手らの移動は公共機関を使わず、チャーター機や車の借上げなどで対応するとの指示もございます。このように対策がとれるのか伺います。 また、実際に受入れれば東京の選手村まで責任を持って送り届けねばならないと聞いております。対応する職員へのコロナワクチン接種など対策はとれるのか、住民にとって、また、安心・安全な対策がとれるのかお伺いをいたします。 米国務省は、日本で新型コロナウイルスの感染拡大を受け、海外渡航警戒レベル4とし、渡航してはならないと勧告をしています。この申入れにもありましたけれども、命を守るために東京五輪中止を求めることを申入れしたところでございます。この問題についての町長の見解を求めます。 3番目に、高齢者支援の充実の問題でございます。 補聴器の購入補助制度の検討を求める。 趣旨といたしましては、日常生活を快適に過ごすために検討を求めるものでございます。これは、聴力低下の機能の低下がある高齢者に対して、補聴器の購入の一部を助成することで、高齢者の生きがい作りにもなる。また、生活支援となり社会参加を促していくことにつながります。 今、福岡県では、18歳以下での難聴での支給政策がございます。ぜひこれを認知症対策の一つとして、補聴器購入費の助成事業をしている自治体が今増えているところでございます。今コロナ禍の中、ひきこもりなど、他人との会話が億劫になれば、認知機能や生きる意欲まで低下しかねません。補聴器購入費助成事業の実施を求めるものでございます。 以上、壇上での質問を終わります。 ○議長(田中勝馬君) 井上町長。 ◎町長(井上幸春君) 熊谷みえ子議員の質問にお答えいたします。 最初に、政治倫理についてです。 みやこ町政治倫理条例は、私を含めた町三役並びに町議会議員が、町民全体の奉仕者として、その人格と倫理の向上に努め、町政に対する町民の信託に応えることを目的とした条例であります。 政治倫理に反する事実があるとの疑惑が持たれた時は、自ら潔い態度をもって疑惑の解明及びその責任を明らかにするように努めなければならないとされています。 このたびの令和元年度実施の職員採用試験について、議員や関係者が逮捕起訴され、また、副町長が略式起訴されたことは、町民の皆様の町政に対する信用、信頼を著しく失墜させるとともに、これまで真面目に日々積み重ねてきた努力の結果を、瞬時にして水泡に帰すものであり、極めて残念でなりません。任命権者として、その責任を痛感いたしております。 今回の件について、その原因究明並びに職員の法令遵守意識の徹底について、具体的な対策を検討し、個々の職員のコンプライアンス意識の向上を図るだけでなく、今後は、組織として再発防止のための取組を定期的に行ってまいります。 現在、今年度の採用試験の実施方法について検討を重ねておりますが、公正・公平でより透明性のある採用試験の実施に向けて、面接官を外部の方にお願いするといった対策を考えております。 次に、五輪事前キャンプ受入れ中止を求めるとの質問でございます。 御承知のように昨年開催される予定でしたオリンピックは、新型コロナウイルスの感染拡大の影響により約1年延期となり、本年7月23日にオリンピックが、8月24日にはパラリンオリンピックが開催される予定となっています。 しかしながら、1年経過した今でも新型コロナウイルスの感染拡大は衰えておらず、加えて変異株の脅威もあることなどから、全国のホストタウンでは事前キャンプを中止する動きが広がっていることも承知しております。 そうした状況ではありますが、政府は感染症対策を万全なものとし、オリンピック・パラリンピック開催に向けて準備を進めているところです。 また、事前キャンプの相手でありますオセアニアオリンピック委員会の意向といたしましては、オリンピック本大会に向けて、各国を代表するアスリートたちが最高のパフォーマンスを出せるように、一日でも早く来日し、事前キャンプを通じて本大会に臨みたいと希望してます。 そのため、町としては、国内における新型コロナウイルス感染拡大の状況を注視しながら、政府、そしてオセアニアオリンピック委員会の意向を尊重すべきと考え、現時点では引き続き事前キャンプの受入れに向けて準備を進めていきたいと考えております。 なお、受入れに当たっては、感染防止対策が重要な課題と捉え、アスリートなどが安心して訪問できるよう、また、住民の皆様が安心してアスリート等を迎えられるように、国が示す新型コロナウイルス感染症対策に取り組んでまいります。 次に、高齢者支援の充実をの質問でございます。 本町では、補聴器購入補助制度として、身体障害者手帳の交付を受けている聴覚障害者の方に、補助具費支給制度並びに年齢が18歳到達後最初の3月31日まで身体障害者手帳の取得に至らない方に対する軽度・中等度難聴児補聴器購入助成事業の二つの補助を実施しています。 御質問の高齢者への方の補聴器購入補助制度につきましては、現在のところ本町では実施していませんが、今後、住民ニーズの把握や近隣市町村の実施状況並びに本町の財政状況も勘案しながら、一度検討を行ってまいりたいと考えております。 ○議長(田中勝馬君) 12番、熊谷みえ子議員。 ◆議員(熊谷みえ子君) まことに今回の政治倫理条例の趣旨に大いに外れる、こういう事態を、そして私自身も旧豊津町時代に、この政治倫理条例を住民の皆さんとともに署名をお願いしながら成立をさせてきた、そういう中でこの政治倫理条例をいかに生かすことができるのか、これは日常不断に住民とともにそのことについてやはりやっていかなければいけないよというのが九大教授の斎藤先生のお言葉でした。 やっぱりそういう中で、やはり条例ができたからといって安心をしてはならないと。また、議員として、また、政治倫理条例にうたわれたものとして、やはり改めて取組を進めていかなければならないというふうに思っています。 ぜひ、その点については、町長に御協力と、また、住民意識の高まりを、この機会に取り組んでいくということをまずお願いをしたいと思います。 この間、まだ罰条決まってないということで過ぎてまいりました。また、それでも今日、町長が給与のカット、削減条例というのを提案されました。そういう意味では町長の意識を、そういう意味では受け止めたところでございます。 この間で一応、回答には面接官を外部の方にお願いをするといった対策を考えているということでございます。やはり受験においては匿名性を強めることが必要だと思います。そういう点も含めて今後どういうふうにお考えなのかお伺いをいたします。 ○議長(田中勝馬君) 井上町長。 ◎町長(井上幸春君) このことに関しては何回かお答えをさせていただきましたが、本当に応募者が少ないということに私も少し心配をしておりまして、新しい方法で、とにかくいろんな方がみやこ町を受験していただきたいなと、そういう思いが職員から提案がありました。そして、そのことで新しい方式でやっていこうと。そして、職員がやっぱりこの人と働いてみたいなと、そういう人を面接して点数をつけて、そしてその人たちが試験を受けて、2次試験が終わって、そして3次の面接というように進んできたわけであります。 その中において、今後は、この方式を私はやっぱりいいのかなと思っております。私自身も採用試験で面接、そうしてきまして、本当に一人の人生を決めるのに私の見方あるいは教育長、そして副町長の見方だけでいいのかなっていう、すごく私はその人の人生を左右することを本当に悩んで決めておりました。そういう中で今度は外部から導入して、いわゆる民間人の中で見た職員採用、そういうことも考えていかなければいけないかなと。今年度から既にそういう方にお願いをして実施をしていきたいというふうに思っております。 ○議長(田中勝馬君) 熊谷みえ子議員。 ◆議員(熊谷みえ子君) やはり人事というのは、これからのみやこ町を背負って立つという人事なんです。ですから、そういう点で出発点からこのようなことがあったということ自体が大問題であり、やはり有用な人材確保、どういうふうにすればよいのか、ぜひ今後も検討を求めるところでございます。 それで、今回の事件の後よく聞かれるのが、今後の副町長の人事、決まりましたかと。いや、まだですよという話をしてるんですが、井上町長になって、いっとき副町長を置かない時期がございました。そういう意味では、そういう考え方もできるのではないかと思いますが、その点について町長の見解をお伺いをいたします。 ○議長(田中勝馬君) 井上町長。 ◎町長(井上幸春君) 今現在でどうかということはちょっと答えられないんですが、いずれにしても、やっぱり仕事は分担しなければいけないので、そういう方に仕事をしていただかないと、やっぱりみやこ町という組織を動かすには副町長という存在は必要ではないかなというふうには思っております。 ○議長(田中勝馬君) 熊谷みえ子議員。 ◆議員(熊谷みえ子君) 私は、考え方次第だと思うんです。前副町長は県からの要請で、ある意味、地元のことが分かっていただくまで時間がかかるなと。今回、副町長に関しては地元出身ですので、そういう点の準備段階が必要ないと、そういうふうに考えました。そういう点では、今後、町長はどのようにお考えなのかお伺いをいたします。 ○議長(田中勝馬君) 井上町長。 ◎町長(井上幸春君) 今頭の中には、まだそういう状況には至ってないんですが、そういう方がいらっしゃるんであれば、そういうふうにはしていかなければいけないのかなというふうに思っています。 ○議長(田中勝馬君) 熊谷みえ子議員。 ◆議員(熊谷みえ子君) 政治倫理条例、議員として金品の授受、これは禁止は当然のことでございます。先ほども申し上げましたように町政と、また議会一体となっての取組をこの件に関しては求め、質問を終わります。 次に、東京五輪の問題でございます。 この間、京築として、県からの要請で、築上町、そしてみやこ町が受け入れてまいりました。そういう中で築上町はレスリングということで、相手国からの中止ということが連絡があったように思います。みやこ町においては現在どういうような状況なのかお伺いをいたします。 ○議長(田中勝馬君) 古谷行政経営課長。 ◎行政経営課長(古谷泰隆君) ただいまの御質問にお答えをいたします。 ただいま申されましたとおり、みやこ町においては、現在のところ、相手国からの事前キャンプの希望があっております。ですので、そちらに向けて準備をしておるところです。 以上です。 ○議長(田中勝馬君) 熊谷みえ子議員。 ◆議員(熊谷みえ子君) 人数等とかそういうのは後でお答えいただければと思います。 東京オリンピックの事前キャンプ実行委員会要綱にございます、これに関しては、渉外、式典、送迎、宿泊、飲食、練習、看護というふうに7業務があります。ということは、これだけの方が従事するということになります。その点について、還元については、本来ならばこの趣旨としてはみやこ町で東京オリンピックの事前キャンプを実施するオセアニアオリンピック委員会に所属する陸上選手を支援すると、そしてこれが地域スポーツの振興、観光振興及び国際交流の推進等を促していくと。そして併せてみやこ町のさらなる発展を目指すことを目的としている。これを改めて設置条項を見れば、これがどの程度実現できるのか。そこは町長、先ほど私、壇上で主体性を持ってということで発言いたしましたが、どのようにお考えでしょうか。 まず、人数と当面の運用状況、まずそれをお伺いします。 ○議長(田中勝馬君) 古谷行政経営課長。 ◎行政経営課長(古谷泰隆君) ただいまの御質問にお答えをいたします。 現在は、受入れの予定の人数でございますけれども、3地域から選手とコーチを合わせて5名の方がいらっしゃる予定となっております。それに合わせて関係者の方もお越しになるかもしれませんけれども、そこのところは現在不明であります。 そして、概要につきましては、7月9日から7月25日の17日間にわたって事前キャンプをする予定としております。滞在地につきましては、みやこ町の近郊のホテルを現在考えております。そして、練習場所については、豊津の陸上競技場、それからB&Gの体育館、そしてトレーニングセンターを予定しております。そして、滞在地から用務地であるその練習場との往復で、その際には専用車両にての移動ということで考えております。 以上です。 ○議長(田中勝馬君) 熊谷みえ子議員。 ◆議員(熊谷みえ子君) やはりみやこ町だけではなく、近隣、先ほどホテルも前回使った所だろうと思うんですけれども、近隣の方に御迷惑をかけることになりかねないと。そういう中で、毎日、選手は、原則毎日PCR検査をする、これがオリンピック委員会からの周知です。その点についてはどのようにお考えなのかお伺いをいたします。 ○議長(田中勝馬君) 古谷行政経営課長。 ◎行政経営課長(古谷泰隆君) ただいまの質問にお答えをいたします。 国が示すホストタウン等における選手とマニュアルの作成の手引きに基づいて、みやこ町においてもマニュアルを作成していきます。その中で、先ほど申されましたとおり、選手については、原則毎日の検査です。それから、選手と接触する関係者の方々、これらの方々につきましては、接触の頻度に応じて4日に1回の検査あるいは7日に1回の検査というふうに考えております。 そして、先ほど申されました交流等の事業についての件でございますけれども、本来であれば選手と共に住民の方々が対面によって交流をしていくことが望ましいところではございますけれども、このような状況の中、コロナの状況にあってはそちらのほうは大変難しいと考えております。 現在では、今検討しておりますところは、オンラインによる交流というものを現在計画してはどうかということで考えております。 以上です。 ○議長(田中勝馬君) 熊谷みえ子議員。 ◆議員(熊谷みえ子君) 一定はオンラインでの交流、スポーツ、陸上ですよね。ですから、その点については、前回は北九州まで練習行っておりましたし、そういう点では前回と比べて受け入れ体制としては向こうから見れば不十分ではないかと思うんです。コーチが今回ついてくるということですけども。そういう点は、要望等は何か来てるんでしょうか。 ○議長(田中勝馬君) 古谷行政経営課長。 ◎行政経営課長(古谷泰隆君) ただいまの質問にお答えをいたします。 そちらのほうにつきましては、現在明確な要望等は頂いてはいない状況です。 以上です。 ○議長(田中勝馬君) 熊谷みえ子議員。 ◆議員(熊谷みえ子君) 今回、PCR検査をしながら、これはもう本当に発生──感染しないということが前提での対策になってると思うんですよ。ですから100%ということはありませんし、毎日するといっても、そのことによる関係者です、今回は、県は受入れの方たちはPCR検査します。しかし、みやこ町での担当者というのはPCR検査の、県からでは対象者にならないと思うんです。そういう点では見通しとしては、みやこ町はどういうふうにお考えでしょうか。 ○議長(田中勝馬君) 古谷行政経営課長。 ◎行政経営課長(古谷泰隆君) 今回の関係者、スタッフにおいても、先ほどちょっと申し上げましたけれども、関係するスタッフについては接触頻度に応じてPCR検査を実行することとしておりますので、それらに従いましてPCR検査を実行したいと考えております。 以上です。 ○議長(田中勝馬君) 熊谷みえ子議員。 ◆議員(熊谷みえ子君) 先ほど、該当する内容についてお話ししました。いろんな方が関わってくる中で、みやこ町としても受け入れるからには100%の安心・安全な体制で迎えたいというのがお気持ちとは思いますけれども、このことが地域住民の方の不安をさらに増幅させるということにつながりかねないと、そういうことで私ども申し入れしたわけなんで、ぜひとも町長に私は英断を持ってということをお話しいたしましたけど、その変更については、町長はどのようにお考えでしょう。 ○議長(田中勝馬君) 井上町長
    ◎町長(井上幸春君) 議員のおっしゃること、私も十分に理解をしております。早くコロナが収束することが一番願っておるんですが、ただ、これはやっぱり国際的な約束事であるので、みやこ町だけの問題でありませんので、こちらから断るっていうのもなかなか非常に難しいところがあるので、その辺はやっぱりオリンピック委員会の意向に沿って我々はやっていかなきゃいけないのかなと。個人的な問題と、そしてまた国対国との約束というのもあるわけですから、その辺のことを考えながら、この問題には取り組んでいかなければいけないというふうに思っております。 ○議長(田中勝馬君) 熊谷みえ子議員。 ◆議員(熊谷みえ子君) みやこ町としても感染者数を抑え、万全の態勢をとっていく。国は、本当に感染症対策は国民に押しつけながら、東京オリンピックでは児童の動員をかけるなど、各小学校では運動会の中止まで続いている中、こういう形で東京オリンピックが開催されようとしています。ぜひみやこ町としても大変な努力が必要だと思いますので、そこは注意を喚起し、この件に関しては終わらせていただきます。 最後に、補聴器の問題です。 福岡県の事業として、18歳以下、言葉の習得に関して必要だと判断をし、障害者手帳を持っている方が対象でございます。今、結構、補聴器高くなりました。高いんです。それで外付けでも最低で3万4,000、幾ら、それから耳穴型でオーダーメイドですると13万、高い物になると20万、30万というふうな価格が付いております。 そういう中で、補聴器を付けることによって認知予防につながるとして取組がされています。加齢性難聴対策ということで行われている自治体があります。この件について担当、東京都練馬区の方を例を示しておりましたが、この件に関してどのように検討したかお伺いをいたします。 ○議長(田中勝馬君) 田中保険福祉課長。 ◎保険福祉課長(田中靖一君) ただいまの御質問にお答えをいたします。 高齢者の方への補聴器購入補助制度の創設についてでございますけれども、御承知のとおり本町は高齢化率が40%を超え、高齢者人口が多い町でございます。私どもの職員が高齢者宅を訪問し、または窓口に来られる高齢者の中にも、身体障害者手帳を取得までには至らないけれども加齢による聴力機能の低下によりまして、日常生活を営むのに支障を来していると思われる方が見受けられているところでございます。 また、認知機能低下防止という観点でございますけれども、2015年に国が策定をいたしました新オレンジプラン(認知症施策推進総合戦略)の中でも、認知症の危険因子として加齢や高血圧、糖尿病と並んで難聴も一つのリスクとして挙げられているところについては認識をいたしております。 こうしたことから、高齢者の認知症予防の観点や普段の日常生活を快適に過ごしていただくための補聴器購入に際しての補助については有用と考えておりますので、今後、他の自治体の先進事例など総合的に検討をしてまいりたいというふうに考えております。 以上です。 ○議長(田中勝馬君) 熊谷みえ子議員。 ◆議員(熊谷みえ子君) 最後でございますが、これは他の自治体でまた所得制限を設け実施しているところがございます。 特に、やはり耳の聞こえが悪くなると対人関係が危うくなる、そして外出もままならない、そういう事態になってまいります。それで対人関係がままならないという問題で、今回ちょっといろいろ調べておりましたら、耳マーク、私は不自由ですという何かこういう運動もあるらしいですので、ぜひ、そういう中で意識づけをしながら、特に難聴は最初のうち、気づかないことが多いわけです。話し声が異常に高くなったとか、周囲の方によるその問題で気づくと。これはもう一つお願いしたいのが、ぜひ健康診断の中に取り込んでいただけたらというふうに思います。 以上を申し上げ、私の一般質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。 ○議長(田中勝馬君) 熊谷みえ子議員、一般質問を終わります。……………………………………………………………………………… ○議長(田中勝馬君) 一般質問を続けます。 通告順位7番、議席番号6番、中尾昌廣議員。 ◆議員(中尾昌廣君) 議席番号6番、中尾でございます。最後の質問になりました。よろしくお願いをいたしたいと思います。 まず、通告に従いまして1件だけお願いをいたします。 皆さん御承知のように、5月11日、みやこ町の職員採用試験を巡る事件が、テレビで、新聞等で大きく報道されました。また、町役場が大きく放映され、県警約30人態勢で家宅捜索をされるということが映され出しました。大きな、町にとりましても衝撃が走りました。 また、残念なことに議長経験がある議員と、町長の腹心であり女房役である副町長が試験漏えいということで書類送検されました。この副町長を任命したのは町長であります。こういうことをいかがお考えかをお伺いをいたしたいと思います。 また、19年のこの年から試験内容が変わりました。1次試験の筆記試験をなくし、2次面接重視に変更され、年齢も引き上げた。このことに不信感を抱いた議員から質問がありました。町長は、受験者が少ないので変えたと、こう答弁をしております。しかしながら、結果的には完全な出来レースであり、不正が発覚いたしました。一般社会通念上考えても、町長、おかしいと、この試験問題に思いませんでしたか。やはり町長も大きな責任があると思いますが、いかがでございましょう。お伺いをいたします。 また、このことによりみやこ町の名が全国版にて失墜、町民の不信感、ましてや学校教員、そして今までに受けた受験者の人たち、将来ある若き芽を摘み、町に対する大きな不信感を抱かせた。今後、みやこ町に対する汚名回復と信頼をどのようにするのか町長にお伺いいたしまして、壇上の質問とさせていただきます。 ○議長(田中勝馬君) 井上町長。 ◎町長(井上幸春君) 中尾昌廣議員の質問にお答えをいたします。 最初に、みやこ町汚職事件についての質問でございます。 このたびの令和元年度実施の職員採用試験について、議員や関係者が逮捕され、副町長が書類送検されたことは、町民の皆様の町政に対する信用、信頼を著しく失墜させることになり、任命権者としての責任を痛感しております。町民の皆様をはじめ多くの方に不信感を抱かせてしまったことに対し、心からおわび申し上げます。 本来、職員を指導する立場にある副町長が、このような事件に関与していたことに関して極めて残念でなりません。職員の倫理観の向上に向けた対策に、今後はさらに取り組んでまいりたいというふうに考えております。 次に、採用試験の方法でございます。 令和元年度から採用試験の実施方法を大幅に変更しましたが、これは、その前年度まで民間企業の人気の高まりや、少子化の影響で、採用試験の受験者が激減しており、優秀な人材を確保するために、受験者をいかに増やすかを採用試験担当の職員が苦心して考えた試験方法であります。 その成果として、前年度まで十数人しか受験者がいなかったものが、令和元年度は102名の受験者となりました。選考方法も工夫を凝らし、一般の職員がチームを編成して集団面接を行ったり、作文試験の採点を外部に委託するなど、透明性の確保に努めていたところです。しかし、結果としてこのような事態となり、こうした努力も水泡に帰するものとなり、極めて残念でなりません。 今後の採用試験の方法については、これまでのやり方について一つ一つ検証するとともに、より透明性が高まる方法について検討し、改善してまいります。 本件の経緯が明らかになり次第、不正の要因や問題点を分析し、検証するなどして、再発防止に努めてまいります。一度失った信頼を取り戻すには実に容易なことではありません。今後の信頼回復に向けては、長きにわたる地道な努力の積み重ねとなりますが、特定の部署や一部の職員の一過性の取組で終わるものではなく、私を筆頭に職員が一丸となって倫理意識の向上と、よりよいまちづくりのために日々職務に励んで、町民の皆様の信頼回復に努めてまいりたいというふうに考えております。 ○議長(田中勝馬君) 6番、中尾昌廣議員。 ◆議員(中尾昌廣君) 非常に残念な事件が起こりました。私たちも襟を正し、しっかりと反省をしなければならないとこであります。 しかしながら、町長、こういう体質にあったのではないか、私は思いますよ。というのは、この試験内容や様々なものにうわさがありました。みやこ町がです。非常に、このうわさはどこから出るのか私も分かりませんでしたが、私も耳にしたことがあります。そういうことはありませんということで、私たちにはそういう感じを持っておりましたんですが、うわさがあるというこの体質、みやこ町がです。本当に不信感を持つんです。私たちも反省しなければないのは当然ですが、そういうのがあったということ自体が、みやこ町が何かおかしな行政の行く道が間違ってるんではないか。常々私はそう思っておりました。 しかしながら、今度いわゆる入試問題を変更ということで、そういう提案者はどなたか存じませんが、悪いこととは言いません。しかしながら、その試験を受けた、そしてまた試験を受けながらする時に年齢までその人に合わせた。上手くレースに乗りましたよね。そして最後は結果的には不正が起こったと。 普通その中で、ある議員が一般質問しております。おかしいんじゃないですかという言葉がありましたよね。こういう時に町長はどう思ったかです。 大体今言いましたように社会通念上、急に変える、こうなるという時には必ずや問題が起こります。そういう時にあなたがどう思ったか、私は不思議でなりません。そして、結果的にはこういう事件が起きました。この起こることによって、常日頃、みやこ町を一生懸命まちづくりやイベントや様々な人たちに遠方から来てもらって、みやこ町は歴史的あるすばらしい町なんだというのをアピールしてますよね。それが一気にして悪のほうに変えました。失墜しました。信頼をなくしました。これは町長、大きな責任ですよ。 そして、私は一番こういう問題が起こった時に心配してるのが、学校の小学校、中学校の生徒たちが、やはりこれ耳にするわけです。そうした時には井上町長さんはじめ町会議員、教育長、こういう人が悪いことをして新聞に出るんですか、こういうことになります。大きな問題です。 それと同時に、これを今まで受けた、みやこ町の入試を受けた方々が、若い方々がどう言ってますか知ってますか。町長は御存じだろうと思うんですが、こういうことを書いてます。別の年に受験した二十歳の青年です。1次は合格したが不合格となった。予備校では金を包めば採用してもらえるといううわさが広まっていたという嘆きをうたってますよ。もう試験前から言ってるんです。そしたら自分が受けた時にこういうんがあったじゃないか。私は、この人は自分の受験の年にも不正が行われたかもしれないと思うと人生が狂わされたようで悔しいと、やっぱりこういうことを言ってるんです。この百二、三名が受けて、落ちた人は皆そうだと思うんです。普通なら訴えられますよ。 やはり、ここはやはりみんなでしっかりと信頼回復に向けて頑張らなければならないことは確かですけど、私はあえて言うならば、町長もしっかりと、こういう体質を作らないように頑張っていただきたい、そういうふうに思っております。 そして、やはり今後は、みやこ町が今までどおりなまちづくりや自然豊かなみやこ町を、どうでも汚名を払拭し、そしてすばらしい町になるように頑張らなければならないと思っております。町長、どうお考えですか。今後どのように汚名を払拭し、そしてみやこ町の信頼を取り戻すか。確かに政治倫理もありますけれども、私は職員と一丸となってなんて言わんでいいと思うんです。職員は当たり前なんです。副町長は職員ではないんですから。そういうものは、町長あなたの心次第でしっかりとしたまちづくりができると、そういうふうに思っておりますので、今後どういう思いで信頼回復にするのかお願いをいたします。 ○議長(田中勝馬君) 井上町長。 ◎町長(井上幸春君) これをここで言っていいかどうか分かりませんけども、私は要求があった時は拒否しました。正直言って。それは新聞にも私は堂々と新聞記者を呼んでやったことがあります。名前は言えませんけど、それぐらい私は責任を持って自信を持って採用してきたつもりです。ましてや今までずっと歴代にわたって、みやこ町、あるいは豊津町、勝山町において、私はうわさのあるような採用試験があったとは思っておりません。そういうことを言われたら職員がかわいそうです。今回どのような悔しい電話があったか御存じですか。本当に職員は泣きたくなるような思いで電話を受けてるんですよ。私にもそういう嫌がらせの電話が何回もありました。我々は本当、私は本当に採用試験をするのに誠心誠意もって、後ろ指を刺されるようなしたことはありませんし、うわさは、その根拠があるのなら出していただきたい。 そしてまた、予備校の学校においても、落ちた生徒は必ず今は情報公開で、私点数何点取ったのかということを調べに来るんですよ。だから本当にそういう意味では公平にやってる、私はそういうふうに思っております。 それから、名誉回復ですけども、これは本当に議員がおっしゃるとおりなかなか厳しいところがあります。だからもう実直に我々が真剣にそのことをやっていく必要があるんではないかと。これを機に、もう皆さんからそういう要求、要望されないことを私は願っております。 私は名前言いませんけど、もし言えと言えば頼まれた方は名前言えますよ。それぐらい自分で腹くくってます。言いませんけど。(「言っていいですよ」と呼ぶ者あり)言いません。だからもうそういうことをみんなでやっぱり考えていきましょう。お願いします。 ○議長(田中勝馬君) 中尾昌廣議員。 ◆議員(中尾昌廣君) 町長、あなた勘違いしとらせんですか。私も議会で大きな声を出したことはありません。そうでしょう。20年間務めて一度も町長に向かって云々言うたことはありません。ほとんどがお願いごとです。今の言い方はちょっと失礼ですよ。当たり前のことを言ってるんでしょ、あんた。そうでしょう。真面目に一生懸命頑張った、当たり前ですよ。それが町長なんですよ。あなたにもいっぱい来たでしょう。私たち議員にもたくさんの投書や苦言な電話がありました。本当、私たちも大きな声出したいですよ。 しかしながら、事件が起こったということは、私は、町長、こういう時は謙虚ですよ。それしか手がないんです。あなたが今言ったように、なら言いますよ、破れごと言って墓穴掘るみたいなことになりますよ。そんなことは要らんことです。しっかりとあなたは本当に気持ちがあれば、私たちと議員と一緒になってよくしましょうと、こういう私は今お願いをしてるんでしょう。確かに職員も苦しいでしょう。議員も一緒なんです。たんさんの投書がありましたというんで持っていきましょうか、私とこも何件も来てますよ。そして遠くからの友人からも、おまえ大丈夫か、たくさんの電話がありました。そういうところが町長、こういう体質を生むんですよ。私はそう思いますよ。これもちょっと考え直してください。今さっきの本当ちょっと私も頭来ましたよ。大きな声出す必要はないでしょう。それが1万何ぼのみやこ町を引っ張っていく首長じゃ話になりませんよ。名君にはなれませんよ。 このみやこ町は、いつも言うように、じいっとしちょっても宝はあります。それを表に出すだけでいいんじゃないですか。なぜうわさがあったかというのも、やっぱり謙虚に自分が捉えなければなりませんよ。 そういうことで質問を終わらせていただきましたけど、町長、やっぱそういう言い方はちょっと頭に来ますよ。今さっきの言い方はね。お互いそういう言い方を議会でするようなことじゃ悪いんですが、話になりません。 ほで、そういう人がおるとか、名前とか言って、お互いが罵り合うような子供じみた話になるようなことじゃ、町長、話になりませんよ。しっかりと今後、いわゆる条例──倫理にのっとって、みんなで一丸となって頑張りましょうということです。そういうところをちょっと、よろしくお願いをいたします。 町長、一言よろしく。 ○議長(田中勝馬君) 町長。 ◎町長(井上幸春君) 感情的になって申し訳ございませんでした。そういう思いであるということだけ御理解してください。私も、そりゃあ議員の皆さん、町民の皆さんと一緒になって、このみやこ町という行政を預かってきた一人として、それは大いに反省をし、やっぱりみんなで努力をして、この町の汚名回復、名誉回復のために頑張ってまいると、そういう気持ちがいっぱいあったからこそ、私は心の中で今思ってることをここで吐露させていただいたような状況であります。 ○議長(田中勝馬君) 中尾昌廣議員。 ◆議員(中尾昌廣君) そういう気持ちで一生懸命お互い、このみやこ町が全国版に載ったということ払拭しながら、そして信頼回復を頑張っていきたいと、そう思っております。町長もよろしくお願い申し上げます。 終わります。 ○議長(田中勝馬君) 中尾昌廣議員の一般質問を終わります。────────────・────・──────────── ○議長(田中勝馬君) 以上で、本日の日程は全て終了いたしました。 本日は、これにて散会といたしたいと思いますが、御異議ございませんか。〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(田中勝馬君) 異議なしと認めます。 本日はこれにて散会とします。大変お疲れさまでございました。午後3時17分散会──────────────────────────────...